ベビーカーに子供を乗せて散歩していた妊婦、15歳少女に突然攻撃される(豪)

ベビーカーに子供を乗せて散歩していた妊婦、15歳少女に突然攻撃される(豪)

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このほどオーストラリアで行われた裁判で、子供を連れて散歩していた妊婦に暴力を振るったとして15歳少女に有罪判決が下った。当時の犯行の様子は付近に設置された監視カメラが捉えており、映像には少女から攻撃を受けながらもベビーカーに乗せている子供を守ろうとする妊婦の姿があった。『ABC』『news.com.au』などが伝えている。


オーストラリア、西オーストラリア州パース郊外のアッシュフィールドで現地時間9月5日午後12時40分頃、2人の子供を乗せたベビーカーを押しながら散歩していた妊婦(37)が、15歳の少女に突然襲われる事件が起きた。翌日に警察は犯行の様子を捉えた監視カメラの映像を公開し、情報提供を呼びかけた。

映像には、ベビーカーを押しながら歩く妊婦に後ろから飛びかかる少女の姿が映っている。妊婦は少女に髪を引っ張られながらも2人の子供を守るため、必死にベビーカーのハンドルを握りしめたままだ。しかし執拗に髪を引っ張られたことで妊婦は後ろに倒れ、ベビーカーも仰向けに倒れてしまった。

2人の子供は身動きが取れず足をばたつかせているが、妊婦はコンクリートの歩道の上を少女に引きずられてベビーカーから引き離されてしまった。その後、少女が妊婦の頭を何度も殴り、路地の奥へと引きずって行こうとする様子も捉えられていた。警察は、妊婦を攻撃しハンドバッグを奪おうとしたアッシュフィールドに住む15歳の少女を犯行同日の夕方に逮捕した。

そして11月23日にパース児童裁判所で裁判が行われ、少女は今回の犯行以外にも8月下旬から9月上旬に4件の強盗、または窃盗の罪で起訴されていたことが明らかになった。少女は当時、裁判所に出廷して保釈が認められたばかりだったが、保釈が決まった2日後に今回の犯行に及んだという。

妊婦以外に少女の被害に遭ったのは、11歳から66歳までのいずれも女性ばかりだった。また妊婦を襲った理由について、1歳半ほど年下の従姉妹に「女性を殴れと言われたから」と話している。この時の裁判で、少女と検察官の間で次のようなやりとりがあった。

検察官「なぜ従姉妹の言う通りにしたのですか?」
少女「分かんない。ただ彼女の言うことを聞いただけよ。」
検察官「あなたは従姉妹に言われたからといって、あんなことをする必要はなかったんですよ。」
少女「頭の中でこう、何かが起きちゃったのよ。あんた、そんなことも分かんないの? ウザいわね。」

少女は検察官に対して口汚い言葉を使い、全く反省する様子が見られなかった。また当時の少女は大麻を吸引して気分が高揚していたこともあり、従姉妹に言われるまま妊婦を襲ってしまったという。そして最終的に自分の罪を認め、少女には禁錮1年の判決が下された。

今回の裁判でヒルトン・クウェイル判事(Hylton Quail)は、少女の犯行について「非常に気分が悪い」と述べたうえで、幼い頃からの育児放棄に加え、父親からの虐待により入退院を繰り返していた少女の生い立ちについて言及した。現在の少女はバンクシアヒル少年鑑別所に収監されており、鑑別所内で精神的なケアを受ける予定とのことだ。

画像は『ABC 2022年11月23日付「Teenage girl sentenced to one year in jail for assault on pregnant woman with a pram」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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