マウイ島の山火事で1軒だけ無傷だった家 「なぜ?」の声に所有者が語る<動画あり>

マウイ島の山火事で1軒だけ無傷だった家 「なぜ?」の声に所有者が語る<動画あり>

ハワイ山火事 無傷の家話題

マウイ島の山火事で1軒だけ無傷だった家 「なぜ?」の声に所有者が語る<動画あり>

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今月8日に米ハワイ州のマウイ島で起きた大規模な山火事は、甚大な被害をもたらした。ハワイ州知事のジョシュア・グリーン氏(Joshua Green)は16日、これまでに110人の死亡が確認されたことを発表している。そんな中、焼け野原と化した海岸沿いのリゾート地で、1軒だけ無傷だった家が話題となっている。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えた。


ABC系列のハワイ諸島のテレビ局『KITV』が今月11日、マウイ島で撮影した空撮映像をYouTubeに公開した。映像は、山火事の被害に遭ったマウイ島西部にある海岸沿いのリゾート地、ラハイナ付近を上空から撮影したもので、そこには全焼した家の残骸が一面に広がっていた。

しかし、白い外壁に赤い屋根の2階建ての家が焼け跡もなく、無傷の状態で残っているのが見て取れる。今回の山火事を乗り越えたこの家はSNSで話題となり、「ハワイの山火事を生き抜いた赤い家」と呼ばれ、多くの人を驚かせた。

なお山火事の被害に遭った他の地区でも、全焼せずに済んだ家がいくつかあり、多くの人がこれらの家がなぜ無傷で残ることができたのか不思議に思ったようだ。その疑問について、無傷だった赤い屋根の家の所有者であるパティー・タムラさん(Pattie Tamura、67)が答えている。

現在、米カリフォルニア州在住のパティーさんは、米紙『San Francisco Chronicle』のインタビューに応じ、「この家はハワイの昆虫や湿気から守るため、コンクリートで造られているからだと思います」と語った。パティーさんによると、この家は彼女の祖父であるカズイチ・タムラさん(Kazuichi Tamura)が1950年代に自ら建てたものだという。

当時はほとんどの家が木造であったが、カズイチさんは基礎工事からコンクリートを使用した。また海辺に建てられたこの家は、敷地近くまで波が打ちつけて轟音が響くこともあるが、室内ではその音が聞こえないほど壁はコンクリートで厚く造られているそうだ。

この家は現在、パティーさんのいとこが管理しており、山火事の発生時は改装中だったことから家には誰もいなかったという。パティーさんはマウイ島が安全だと当局が判断した後に、いとこたちとこの家を訪れる予定だというが、「この町を目にするのは、非常に辛いことになると思います。きっと傷つくでしょうね」と話している。

画像は『New York Post 2023年8月16日付「Single home surrounded by burned-out destruction somehow survives Maui wildfires」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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