宝くじ当選の男、2人の息子を殺害し自殺 妻も瀕死に(英)

宝くじ当選の男、2人の息子を殺害し自殺 妻も瀕死に(英)

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今から3年前の2016年11月1日夜のこと、英レスターシャー州ヒンクリーに住むデイヴィッド・ストークス(David Stokes、当時43歳)が2人の息子を殺害、妻をナイフで刺すなどして重傷を負わせた。さらにデイヴィッド自身は自殺という悲惨な結末となった。

今月25日に行われた裁判で、家族の中で唯一生き残った妻のサリー・ストークスさん(Sally Stokes)によって恐ろしい事件の詳細が明らかとなった。サリーさんは2011年にデイヴィッドと結婚して2人の息子をもうけ、普通の家庭を築いていた。しかしデイヴィッドが宝くじで4万ポンド(約566万円)を当てて以降、夫婦関係は徐々に悪化し、事件のあった3か月前には別居状態にあった。

だが当時11歳のアダム君と5歳のマシュー君という2人の息子のことを考慮し、なるべく円満な付き合いをしてきたようだ。事件当日、サリーさんは息子達を連れてデイヴィッドのもとを訪れていたが、台所の食器棚に隠してあったデイヴィッドのスマートフォンを見つけた。

サリーさんが不審に思いスマートフォンの中身を確認したところ、彼が売春婦を雇っていたことやインターネットで“デート・レイプ・ドラッグ”を検索して探していることも分かり、デイヴィッドが自分にもその薬を使ったのではと疑った。そして、このことをデイヴィッドに問いただした。

その後、サリーさんはデイヴィッドの親類とこの件について話をするため、息子達をデイヴィッドに預けて出かけた。夜に戻ってきたサリーさんが2階に上がったところ、デイヴィッドにいきなり後ろからのし棒で殴られたという。そのままベッドに倒れ、その直後にデイヴィッドに枕をかぶせられ窒息しそうになったサリーさんは一瞬、次のように思ったそうだ。

「唯一助けてくれそうなのが息子のアダムだと思い、もがきながらアダムの名を大声で叫んでいました。」

しかし、この時すでにアダム君とマシュー君はデイヴィッドによって殺害されていたのだった。そして抵抗するサリーさんに向かってデイヴィッドは結婚指輪と婚約指輪を指にはめるよう強要し、さらに自分で両手両足を結束バンドで縛るよう命令した。サリーさんは「必死で抵抗しました。彼の言う通りにしたら、あとは殺されるしかないと思ったのです」とのちに語っている。

サリーさんは隙をついてのし棒でデイヴィッドを殴ると、窓を開けてベランダに向かい大声で助けを呼んだ。しかしデイヴィッドは、サリーさんを再び部屋の中に引きずり戻し「お前が俺を殴るなんて、信じられないよ」と口にしたという。

運よくサリーさんの叫び声が近所の人の耳に届き、警察に通報が入った。そして午後9時頃に警察官が到着したが、デイヴィッドは自宅に鍵をかけてサリーさんを人質にして立て籠もった。5時間ほど警察官との睨み合いが続いたのち、デイヴィッドは警察の包囲網を解く代わりにサリーさんを解放するという条件をのんだ。

そしてサリーさんが玄関へと向かおうとした時、デイヴィッドはナイフで彼女の背中を刺した。その時デイヴィッドは勝ち誇ったような表情をしていたという。サリーさんは重傷を負いながら、必死で玄関の外へと出た。その瞬間武装した警察官らが中へと突入すると、そこには既に生き絶えたデイヴィッドの姿があった。彼はナイフで自分自身を刺して命を絶っていたのである。

サリーさんはすぐに病院へ搬送されて治療が行われたが、2人の息子が殺害されたことを知ったのはその翌日のことだった。息子達の死因は断定されていないが、首を絞められて亡くなった可能性が高いと見られている。

デイヴィッドは自殺する前に庭の物置小屋にメモを残しており、そこには「アダム、マシュー愛しているよ。パパも今からそっちに行くよ。サリー、君にこれまでした全てのことや、君を傷つけたことは本当に悪いと思っている。しかし、先週までは僕たちは本当に愛し合っていた。君は僕を責めすぎた。もしそのまま胸にしまっていてくれたなら僕達は永遠に幸せでいられたのに…」と綴られていた。

この事件の裁判での審問は、これからも続くようだ。

画像は『The Sun 2019年11月26日付「LOTTO KILLER Lotto winner killed sons aged 5 and 11 and himself after his wife found out he was blowing cash on hookers」(Credit: Facebook)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)