保護された犬のビフォー・アフター 「優しい愛のケアが大切」と26歳男性(チリ)

保護された犬のビフォー・アフター 「優しい愛のケアが大切」と26歳男性(チリ)

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サンティアゴで動物保護に尽力するデヴィッド・フェルナンデスさん(David Fern?ndez、26)は「真の変化を生み出し、“路上で苦しむ天使”がいない世界を作り出すこと」を目標に活動する動物愛護家である。

これまでに保護した犬や猫は500頭以上で、デヴィッドさんはここ数年“ビフォー・アフター”写真を撮ってSNSに投稿するようになった。保護された時(ビフォー)の犬たちの写真には思わず目をそむけたくなるような悲惨なものが多いが、見事な変身を遂げた犬たちの表情は心なしか誇らしげで嬉しそうだ。

デヴィッドさんはメディアのインタビューで、自分の“使命”についてこう語っている。

「瀕死の状態でいる野良犬に触ろうとする者はほとんどいません。私は市民からの連絡を受けてレスキューに出かけていくこともあれば、自らの足で苦しむ動物たちを探し出すこともあります。」

「これまでに保護した犬は毛が固まっていたり、怪我をしていたり、感染症や皮膚病を発症していたり、栄養失調であったりと病気で見捨てられたものばかりです。」

「そんな犬たちを保護した後は、獣医のもとに連れて行って治療を受けさせ、数か月かけてリハビリをしていくのです。もちろん私の自宅で十分な食事を与え、たっぷりの愛情を注いであげます。そして元気になった犬たちに新しい飼い主を見つけ、第2の人生をスタートさせてあげるのです。」

ではこれまでデヴィッドさんがケアした犬たちを紹介しよう。

まずはスタンダード・シュナウザーのミックス犬?リトル・オーガスティン(Little Augustin)”だ。保護されたときは身体中に傷があり、体重は1キロもなく、回復には4か月かかったそうだ。

次はサルバドール(Salvador)で、皮膚にダニが寄生して身体は傷だらけで出血し、栄養失調で精神にも影響が表れていた。リハビリには5か月が費やされた。

このほかにも、真っ白なはずの毛が伸びきって黒い塊になり皮膚病に罹っている犬や、栄養失調であばら骨が浮き出て立つこともままならないような犬たちが見違えるほどに元気になってカメラを見つめている。デヴィッドさんは「犬たちをケアするうえで最も大切なのは“テンダー・ラビング・ケア(優しい愛のケア)”ですよ」と語っているが、彼の助けがなかったら500頭以上の犬や猫たちが命を落としていたことも十分に考えられるのだ。

ちなみにチリではペットを捨てることを禁じているうえ、飼い主にはペットへのマイクロチップ装着を義務付けている。しかし野良犬は増え続けているそうで、デヴィッドさんは「捨てられて路上で暮らす犬を殺処分するのには反対です。飼い主はきちんと避妊手術を受けさせ、最後まで責任を持つべきです」と述べている。

画像は『david Fern?ndez 2019年9月23日付Instagram「@micausamega #micausamimega」』『Metro 2020年2月3日付「Pictures of dogs before and after being rescued shows the power of a little love」(Picture: David Fern?ndez/Rafael Quintero Photo)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)