ウイルス感染を懸念した住宅管理業者、飼い主不在中に猫を生き埋めに(中国)

ウイルス感染を懸念した住宅管理業者、飼い主不在中に猫を生き埋めに(中国)

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中国・江蘇省無錫市に住むある男性は仕事上の関係で新型コロナウイルスの検査を受けなければならず、病院に隔離されていた。男性は陽性と診断されていないものの、いつ自宅に戻れるか分からないために飼っている猫の世話を友人に頼んだようだ。

そして男性は住宅管理業者に「友人が猫を引き取りに来るため猫をテラスに出して欲しい」と依頼し、これに対して業者側も承知したそうだ。しかし住宅管理業者は男性の自宅から猫を連れ出し、ビニール袋に入れて地面にそのまま生き埋めにしてしまったのだ。

その後、病院にいる男性のもとへ「先月30日の午後に、ウイルスの消毒のため猫を生き埋めにした」といった内容のメールが住宅管理業者から届いたという。

突然、飼い猫を生き埋めにされた男性は悲しみ、怒りをもってメールで抗議したが、住宅管理業者は「公衆衛生による緊急時対応をとったまでだ」と主張した。『WORLD OF BUZZ』によると、中国の感染症対策法では感染した野生動物や家畜、家禽を制御、または殺処分することができるという。

しかし実際に住宅管理業者が猫を生き埋めにしたのは、中国国内で「ペットがウイルスを拡散する」というデマが発生した直後のことだった。現在、一部のネチズンやメディアはデマの誤解を解くため、WHO(世界保健機関)の発表を引用し「犬や猫が感染するという証拠はない」と訴えている。

中国メディア『新華僑網』では、この生き埋めにされた猫の悲劇を伝えるとともにこのように綴っている。

「悲しいことにウイルスよりも恐ろしいのは愚かな人間の方です。ウイルスにより多くの罪のない犬と猫が犠牲になっています。」

画像は『The US Sun 2020年2月3日付「PET PANIC Coronavirus ? Quarantined man’s ‘cat is BURIED ALIVE by panicked neighbours who feared it could spread bug’」(Credit: AsiaWire)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)