パニック買いの悲劇 トイレットペーパーに群がる客達に少女が踏み潰されて怪我(豪)

パニック買いの悲劇 トイレットペーパーに群がる客達に少女が踏み潰されて怪我(豪)

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新型コロナウイルス関連のデマの影響でマスクや消毒剤の買い占めから始まり、世界中でトイレットペーパーが不足する事態になっている。このほどオーストラリアのスーパーマーケットでトイレットペーパーを求めて押し寄せた客達に、少女が踏み潰されて怪我をしたという。『The Sun』『Mirror』などが伝えている。


西オーストラリア州パースにあるスーパーマーケット「コールズ」バルディヴィス店で今月18日、母親と来店した13歳の少女がトイレットペーパーを買い求めに来た他の客に押され怪我をしてしまった。

母親のエマ・サッチェさん(Emma Zache)は当時、娘のヘイリーさん(Hayley、13)、息子のタイラー君(Tyler、9)を連れてトイレットペーパーや他の生活必需品を買うために朝早くコールズを訪れた。開店前の店の前にはすでに多くの人が並んでおり、押し合ったり列を乱さないように言い争うなど殺伐とした様子だったという。

そして開店時間にエントランスのドアが開けられた瞬間、買い物客らは我先にと店内に押し入り、入り口近くに陳列していたトイレットペーパーに群がった。当時のヘイリーさんは足首の手術をして車椅子を利用していたのだが、エマさんとヘイリーさんは人波に押されて引き離されてしまった。

その後店内に入ると、エマさんは隅で泣いているヘイリーさんを見つけた。ヘイリーさんはパニック買いの客達に押された瞬間に倒れ、トイレットペーパーに夢中になっている客達に踏み潰されてしまったのだ。のちに話を聞いた店長は、店の裏へ家族を連れて行き、怪我をしたヘイリーさんの膝を冷やしてくれたとのことだ。

エマさんはそんな店側の対応に感謝しているものの当時の買い物客らの行動に失望しており、このように語っている。

「娘は床に押しやられ、大人達はそんなことにもおかまいなしに踏みつけて行きました。人々は自分が欲しいものを手に入れるためには、床で泣いている少女でさえも踏みつけて行くんですよ。」

この騒ぎの後、ヘイリーさんは膝が腫れ上がってしまったためX線検査を受けたそうだ。またコールズの広報担当者は、パニック買いの客に対してセキュリティ対策の強化をする予定だと話しており「この困難な時期だからこそ、仲間とも言える他のお客様や店のチームメンバーに対して、引き続き思いやりを忘れないようにお願い申し上げます」と声明を出している。

画像は『The Sun 2020年3月18日付「TRAMPLED Girl, 13, crushed in Aussie coronavirus stampede as panic buyers rush for toilet paper」(Credit: Nine News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)