イースターのウサギに扮した医師「こんな時だからこそみんなを笑顔に」(米)<動画あり>

イースターのウサギに扮した医師「こんな時だからこそみんなを笑顔に」(米)<動画あり>

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イエス・キリストの復活を祝うキリスト教の行事「イースター(復活祭)」。今年は4月12日だったが、米サウスカロライナ州グリーンビルには、少しだけはやくイースターがやって来た。同地に住む医師が先月27日、イースターのシンボルであるウサギになって、2人の娘や近隣住民をサプライズ訪問したのだった。


日本人にはあまり馴染みがないが、イースター(復活祭)のシンボルになっているのは生命誕生の象徴である卵と、多産であるウサギである。そのためイースターが近くなると、卵をモチーフにしたカラフルなお菓子がスーパーに並ぶようになる。また一説ではイースター・バニー(ウサギ)がイースター前夜に卵を運んできて隠すとも言われており、子供たちはイースター当日に家の中や庭で卵を探す“エッグ・ハント”をして楽しむ習慣がある。

米サウスカロライナ州グリーンビルの住宅街に先月27日、このイースターバニーが突然現れ、自主隔離中の住民にたくさんの笑顔を届けたようだ。イースター・バニーに扮したのは、同州グリアにあるサイプレス内科(Cypress Internal Medicine)を経営する医師アダム・シェアさん(Adam Scher)で、この日は白衣を脱ぎ捨ててウサギに扮して近所を跳ね回った。

医師として10年以上のキャリアを持つアダムさんは、新型コロナウイルスの感染拡大でここ数週間は残業が続き、3歳と4歳の娘と過ごす時間も減っていた。しかし「年に一度のイースターには子供たちに楽しい思いをさせてあげたい」と、着ぐるみを着てイースター・バニーになることを思い立ったのだ。計画を進めるうちに妻から「どうせなら、我が家だけでなく近所にも幸せを届けたらどうかしら」と提案があり、アダムさんは時間をやりくりして一足早くイースターをお祝いすることにしたのだった。

こうして白くてキュートなイースター・バニーになったアダムさんは、木製バスケットにカラフルなイースターエッグを詰め込み、近所をサプライズ訪問した。アダムさんはウサギになりきって跳ねてみたり、子供たちと社会的距離を確保してダンスをしたり、ガラス越しに挨拶をしたりして、春の訪れを告げるイベントでもあるイースターをコミュニティと一緒に楽しんだ。

アダムさんは『ABC News』に、当時のことをこう振り返っている。

「正直に言うと、今起きていること、私が毎日目にしていることを考えてみたら、あの一瞬一瞬が喜びや幸せに溢れていたと思う。たった1〜2時間だったけど、普通の日常に戻ることができて本当に楽しかったよ。」

ちなみにこのニュースには「子供たちにとって忘れられないイースターになったと思う」「医師として、父として、人間としても立派だと思う」「子供たちだけでなく、大人もみんな笑顔よ。これは素敵ね」「イースター・バニーも楽しんでいるところがいいね。思い出を作ることは大切だと思う」「一番大変な時に、ありがとう! 最前線で働いてくれていることに感謝!」といったコメントがあがっている。

画像は『ABC News 2020年4月9日付「Doctor dresses up in bunny suit to spread Easter cheer」(Courtesy Taryn Scher)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)