頭と胴だけの赤ちゃんがインドで誕生 医師「四肢がない以外は健康に見える」

頭と胴だけの赤ちゃんがインドで誕生 医師「四肢がない以外は健康に見える」

頭と胴だけの赤ちゃんがインドで誕生 医師「四肢がない以外は健康に見える」の画像

インドでは両手の指が10本以上ある者や、目が一つしかない単眼症などの奇形を持って生まれてくるケースが多々あるが、このほど頭と胴だけの四肢がない赤ちゃんが誕生し、医師や両親が困惑しているという。『Mirror』『Metro』などが伝えている。


インドのマディヤ・プラデーシュ州ヴィディシャにある村で今月26日に女の赤ちゃんが誕生した。しかしこの子は両腕と両脚を持たず、頭と胴だけだった。

『Metro』などが紹介した動画では、その女の子は天使のように眠っており、その姿は普通の赤ちゃんと変わらない愛らしい表情をしていた。

『Mirror』によると、この赤ちゃんは「テトラ・アメリア症候群(TETAMS)」と診断されたという。これは胎児期に何らかの異常が生じ、肺の形成不全を伴い四肢を全て失ってしまう遺伝子疾患で、10万人に1人の割合で生まれてくるそうだ。

そのためほとんどの場合は肺が完全に発達していないことから、呼吸が困難、または完全に呼吸ができないこともあるようだ。だがボパールの最高保健医療責任者で小児科医のプラバカール・ティワリ氏(Prabhakar Tiwari)はこの赤ちゃんについて、四肢がない以外は「健康そうに見える」と話しており、内臓器官が正常に発達しているか、設備の整った病院で検査をするように家族に勧めているとのことだ。

ちなみにこの赤ちゃんのようにテトラ・アメリア症候群で生まれ、無事に成長した人もいるようだ。『Mirror』では、1982年にオーストラリアで生まれたニック・ブイヂさん(Nick Vujicic)を紹介している。

ニックさんも四肢がほとんどない状態で生まれてきたが、水泳、サーフィン、ボートに魚釣りなどありとあらゆるレジャーを楽しんでいるという。彼は日本人の宮原佳苗さんと結婚して4人の子供をもうけており、現在は44か国以上でキリスト教伝道者兼モチベーショナル・スピーカーとして活躍しているそうだ。

画像は『Metro 2020年6月27日付「Doctors confused after ‘perfectly healthy’ baby girl is born with no limbs」(Picture: Newslions / SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)