4歳児の誕生日会に雇われたエンターテイナー、子供達から人種差別発言や暴行受ける 警察が出動する騒ぎに(英)

4歳児の誕生日会に雇われたエンターテイナー、子供達から人種差別発言や暴行受ける 警察が出動する騒ぎに(英)

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英ベッドフォードシャー州で4歳児の誕生日パーティのエンターテイナーとして呼ばれた女性3人が、子供達に暴力や人種差別的暴言を浴びせられる被害に遭った。あまりのひどさに警察に通報、護送車とパトカーそれぞれ3台が出動したという。『The Sun』などが伝えている。


英バッキンガムシャー州でエンターテイナー業を営むエボニー・グーディングさん(28)は、4歳になる息子の誕生日パーティを計画する一家からベッドフォードシャー州のリトル・ビリントンで行うパーティ会場への訪問を受注した。エボニーさんと姉のタマラさん(29)、従妹のロージー・トランペットさん(31)は英時間26日、大人気アニメ『パウ・パトロール』のキャラクターの着ぐるみを着てパーティが行われる場所へ向かった。

キャラクターに扮した3人が指定されたキャンピングカー用のキャンプ場に到着すると、小学生らしき子供達が近寄り、エボニーさんらに殴る蹴るなどの暴行を加え始めたのだ。

ロージーさんが入っていた着ぐるみの頭部は子供達に叩きのめされ、5人の男児達が人種差別的な言葉で彼女を罵った。別の5人の子供はエボニーさんの身体を掴み、着ぐるみの頭部を下に引っ張ったため視界を奪われた彼女を突き飛ばした。さらに子供達はマイクを奪い、人種差別的な言葉を放ち続けたという。

エボニーさんは「泣くようなジェスチャーを見せて、子供達を落ち着かせようとしました。周りの大人は誰1人として止めようとせず、思うままに攻撃させていたのです」と明かした。

タマラさんとロージーさんが車に逃げ込むと、大人達はキャンプ場の門を閉鎖し「君達はここから出られない」と脅した。さらにある父親がバンを横付けにし、タマラさん達の車が動かせないようにしたという。

彼女達は恐怖に怯え、1人がパニック発作を起こしてしまったそうだ。警察に通報すると、すぐさま3台の護送車と3台のパトカーが駆けつけた。エボニーさんは当時の様子をこう語っている。

「警察官がいっぱい来たのよ。現実とは思えなかった。4歳児の誕生日パーティにしては大げさに感じたけど、なぜ警察が彼らを放っておかなかったのかが理解できるわ。」
「あんなに早く、物事が手に負えなくなるなんて信じられなかった。あの子供達はワイルドなんてもんじゃない。本当に恐ろしかった。大人から人種差別的に罵られるのはひどいものだけど、子供からっていうのは信じられなかったわ。」

エボニーさんはエンターテイナーのビジネスを1年前ほど前にスタートしたが、このようなひどい状況は初めてだったそうだ。パーティの主役だった4歳男児の両親は、エボニーさん達への合計費用400ポンド(約54,500円)のうち支払い済の80ポンド(約11,000円)の返金を求めており、残りの320ポンド(約43,600円)は未払いのままだという。

ベッドフォードシャー州の警察は今回の件について「総勢8名の警察官が出動し、現場から大人数を署へと移送した。器物損壊、暴行、脅迫による器物損壊、公序良俗違反の疑いで捜査を開始している」と声明を発表している。

画像は『The Sun 2020年7月29日付「‘TERRIFYING’ Children’s entertainers dressed as Paw Patrol characters held hostage and racially abused by feral five-year-olds」(Credit: Louis Wood – The Sun)』『London Evening Standard 2020年7月29日付「Children’s entertainers dressed as Paw Patrol characters ‘held hostage and racially abused’ at birthday party」(Meet and Greet Events)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)