飼い主が亡くなってから2年間、毎日お墓参りする猫(マレーシア)

飼い主が亡くなってから2年間、毎日お墓参りする猫(マレーシア)

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亡くなった飼い主のお墓を毎日お参りに訪れる、忠犬ハチ公のような猫の話題がマレーシアから届いた。飼い主の家族によると、故人と猫は「特別な絆を持っていた」という。『Malay Mail』『RedChili21 MY』などが伝えている。


マレーシアのクランタン州に住むハズリン・ノジさん(Hazlynn Nozi)一家が飼っている6歳の猫“ナナ”が、忠実な猫として地元で注目を集めている。ナナは2年前に亡くなったハズリンさんの父親の墓を毎日欠かさずお参りしているのだ。

ハズリンさんの父親は生前教師をしており、猫が大好きだった。ナナの他にも何匹か猫を飼っており、教師を引退した後も毎日欠かさず世話をしていた。

またハズリンさんの父親はナナに餌をあげてから礼拝に通っていたが、ナナはいつも礼拝堂まで追いかけて行き、祈りを終えるのを待ってから一緒に帰宅していたという。

しかし2年前に大好きだった飼い主を亡くしてしまったナナは、食欲が無くなり体重がどんどん減っていき、元気が無くなってしまったそうだ。そんなナナがようやく食欲を取り戻したのは3か月後のことだった。

それでも寂しさがぬぐいきれなかったのか、ナナはハズリンさんの父親が生前よく利用していたブランコや古い車にじっと座って過ごすようになった。またそれだけでなく、朝になるとお墓の前にやって来てしばらくの間はそこで過ごすそうだ。

ハズリンさんは「父とナナは特別な絆を持っていました。ナナは毎朝、父のお墓を訪れて座ったり寝そべったりしているんですよ」と話している。

ちなみに米オレゴン州立大学の動物行動科学者クリスティン・ビタール氏の昨年の研究では、猫は人間がどれだけ自分に注意を払ってくれるかに応じて振る舞い方を調節していることが分かっており、「我々人間が考えているよりも猫は飼い主が好きである」と主張している。

画像は『Malay Mail 2020年9月22日付「Malaysian cat Nana visits former owner’s grave every morning for two years now」(Picture courtesy of Hazlynn Nozi)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)