90歳が運転する車がカフェに突っ込む 2児の母親が死亡「2、3秒の不注意が事故に繋がった」(豪)

90歳が運転する車がカフェに突っ込む 2児の母親が死亡「2、3秒の不注意が事故に繋がった」(豪)

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近年増加している高齢ドライバーによる交通事故は、日本だけでなく海外でも問題となっている。オーストラリアのシドニーにあるカフェに90歳の男性が運転する車が突っ込み、テラス席に座っていた2児の母親が死亡、9人がケガをしたという。『Daily Star』『WhatsNew2Day』などが伝えている。


豪シドニー郊外のノース・エッピングで今年2月、90歳のキース・ロカリー(Keith Lockrey)はカフェ近くにある身体障害者用の駐車場に車を止めようとしていた。そこでブレーキとアクセルを踏み間違え、植木を乗り越えてカフェの方に急発進してしまった。

車は勢いよくカフェに突っ込み、テーブル席で友人たちと朝のコーヒーを楽しんでいた2児の母親であるリズ・アルノルノスさん(Liz Albornoz、39)が車と壁の間に挟まれてしまった。

リズさんは腹部に重傷を負い、近くにあったロイヤル・ノース・ショア病院(Royal North Shore Hospital)に搬送されたものの死亡が確認された。救助にあたった救急隊員は「この事故で他に9人が病院に運ばれましたが、骨折など重傷者はいますが命に別状はありません」と明かしている。

警察の調べによるとキースに前科は無く、アルコール検査も陰性であった。キースは裁判所で「1946年に運転免許を取得してから71年間運転してきました。私の運転する日々は終わりました」と話しており、もう運転することは無いと表明している。

キースは自動車運転過失致死傷罪など複数の罪を裁判で問われ、それらの罪を既に認めている。キースの担当弁護士であるステファン・メインストーン氏(Stephen Mainstone)は「キースは自責の念にかられており、深く反省してします。私たちは死者を出してしまった今回の事故に関して、罪から逃れるために事態を過小評価させようとは少しも考えていません。ただ、ほんの2、3秒の不注意が今回の事故につながってしまった可能性があります」とコメントした。

ちなみにオーストラリアでは85歳以上の高齢ドライバーに対して、毎年医師の診断書を提出させるルールを課しており、さらに2年に一度の実務テストも行っているという。

画像は『WhatsNew2Day 2020年10月30日付「Driver, 90, who got his driver’s license in 1949, could be convicted of a cafe crash」(Facebook)(TNV)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)