「なぜ刺されない?」ハチの大群を腕にまとい歩く男 秘訣は拳の中の女王蜂にあり(ドミニカ共和国)<動画あり>

「なぜ刺されない?」ハチの大群を腕にまとい歩く男 秘訣は拳の中の女王蜂にあり(ドミニカ共和国)<動画あり>

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このほどドミニカ共和国から、左腕に何千匹ものミツバチの大群をまとった男性が平然と道を歩く衝撃的な映像が届いた。この男性は養蜂家で、ミツバチの群れを新たな巣箱へ移動させているところと言い、「なぜ刺されないの?」「危険すぎる!」と周囲を驚愕させた。『TIMESNOWNEWS.COM』『UNILAD』などが伝えている。


このほどユーザー名“daniirodman”さんが「TikTok」に投稿した1本の動画が大きな話題を呼んでいる。

動画は左腕にミツバチの大群をまといながら、平然と歩く養蜂家の男性を収めたものだ。左腕は完全にミツバチによって覆われており、その姿はさながら左腕を武装した戦士のようである。

撮影者が「なぜハチに刺されないんだい?」と問いかけると、養蜂家の男性は「こいつらは誰が飼い主か分かっているのさ」とあっさりと答えた。

撮影者が続けて「(ミツバチは)君の腕でハチミツをつくっているの?」との質問を投げかけると、男性は「いや、これから巣箱に入れるところなんだ」とミツバチは腕に巣を作っているわけではないと否定する。

最後に撮影者が「それで、女王蜂は君の手の中にいるのかい? ハチは女王のいるところにいるものだよね?」と尋ねると、男性は「女王蜂は拳の中さ」と言ってのけた。

この動画を見た視聴者たちは「危険すぎる」「見ているだけでも身の毛がよだつ」などと恐怖におののき、また「なぜこの男は刺されないのか?」「ハチの巣ごと、巣箱へと移動させればよかったんじゃない?」などと疑問の声をあげた。

これに対し、アメリカで最大級のインターネット掲示板「reddit」では、ユーザーの一部が人々の質問に以下のように答え、その疑問を解決した。

「ハチたちは巣を失って群れているのでしょう。ミツバチに新しい女王が誕生するとそれまでの巣は崩壊し、このようにハチたちは群れを形成します。」

「一見、群れたハチは怖いものですが、女王を守りながら新たな住処を探しているときは、実はハチたちは非常に従順なんです。」

「この男性の場合、女王は(掌の中で)危害を加えられておらず、脅威を感じていないので、他のハチも女王に従って大人しくしているのでしょう。」

また他ユーザーからの「なんで女王がこの男性に連れ去られているのにハチはこいつを刺さないんだ? 動く住処とでも思っているんだろうか? それにハチってこんな風に留まっているんじゃなくて、もっと周りを飛び回るものだと思っていたよ」との疑問には、このような回答が寄せられた。

「ミツバチたちは男性の拳の間からも女王の匂い(フェロモン)をかぐことができるんだ。もし女王が危ない時は『助けて! 危険にさらされている』って叫ぶような香りを放つんだけど、そうはしていないようだね。」

「今のところ、女王は『なんだか奇妙ではあるけど、今のところは心地良くて安全だわ』ってな風で、群れたちも『さあ、冒険に出よう!』って感じなんじゃないかな。」

どうやら男性がミツバチに刺されることなく巣を移動しているのには、女王の発するフェロモンに秘密があるようだ。

ミツバチの行動に関する研究によれば、フェロモンはミツバチのような社会性昆虫間のコミュニケーションにおいて、最も進んだ方法であるという。

女王によって放出される女王下顎フェロモン(QMP)は、ハチの巣においてもっとも重要なフェロモンの一つに置かれており、ハチたちの社会的行動、蜂の巣の維持、(このように)群れをなしたり、交尾行動などに影響を与えるそうだ。

画像は『UNILAD 2021年1月28日付「Guy Transports A Bee Colony By Carrying The Queen In His Fist」(Daniirodman/TikTok)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 YUKKE)

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