「もう終わりだと思った」ゴミ収集車に投げ込まれた7歳男児、運転手が間一髪で救う(米)

「もう終わりだと思った」ゴミ収集車に投げ込まれた7歳男児、運転手が間一髪で救う(米)

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子供は好奇心から思いがけない場所に入り込んでしまうことがある。このほどアメリカで、祖母の家のゴミ箱に入り込んだ男児が直後にやってきた収集車によってゴミとともに回収されてしまった。死を覚悟した男児だったが、幸いにも監視カメラをチェックしていた運転手によって救出されたという。『NBC News』『7NEWS.com.au』などが伝えている。


米フロリダ州ヒルズボロ郡にて、祖母の家の前で遊んでいたエリアス・ケサダくん(Elias Quezada、7)は好奇心から道の段差に足をかけ、家の前に置かれた大きなゴミ箱の中に入り込んだ。

アメリカでは蓋つきのゴミ箱を家の前に置いておくと、決まった曜日にゴミ収集車がやってきてロボットアームの操作により中身を回収する。 不運にもこの日は火曜日で、この地域のゴミ回収日だった。

エリアス君がゴミ箱の中に隠れると直後にやってきた収集車がゴミ箱をすくいあげ、ゴミと一緒にエリアス君を粉砕機のある荷台へと放り込んでしまったのである。

この時の恐怖をエリアス君は「終わった、と思ったよ」「僕は持ち上げられて、(粉砕機で)マッシュポテトになる所に投げ込まれたんだ」と振り返る。

死を覚悟したエリアス君だったが、幸いにも事故の瞬間を運転手のウォルド・フィデルさん(Waldo Fidele)が監視カメラで目撃していた。ウォルドさんらゴミ収集車の運転手は、ゴミの中身を放り込む際に一つ一つを監視カメラでチェックするように訓練されている。

とはいえ何度も同じ作業を繰り返すルーティンワークでは、気のゆるみが生じやすくなるものだ。しかし仕事に集中していたウォルドさんは事故の瞬間を見逃すことなく、すぐさま異変に気付いた。

エリアス君を発見した当時のことを、ウォルドさんはこう語っている。

「なにかが(収集車の中に)落ちたのが見えて、すぐさま(粉砕用の)刃を止めました。そして急いで緊急ダイヤル991に電話したんです。」
「外に出てみると、子どもの姿が見えました。」
「『助けて、助けて』と叫ぶその子に『大丈夫、もう大丈夫』と伝えたんです。」

一方「ウォルドさんの叫び声でようやく気付いた」という祖母カルメン・サラザールさん(Carmen Salazar)は、ウォルドさんへの感謝の意を以下のように述べた。

「エリアスが数分前に出ていったかと思うと、次に聞こえたのはトラックの音と男性の叫び声でした。」
「(エリアスがゴミとともに投げ込まれた)その瞬間、ウォルドさんが監視カメラに目を向けていて、すぐさま行動してくださったことを本当に感謝しています。」
「さもなくば、孫は今ここにはいなかったことでしょう。」

ロボットアーム式のゴミ収集車は効率的に回収できるが、中身の確認や誤操作により一層の注意が必要だ。昨年7月には、運転手の操作ミスによってゴミ箱の隣のベンチがひっくり返され、座っていた女性が投げ出される事故が起きていた。

画像は『NBC News 2021年2月16日付「7-year-old boy rescued after accidentally landing in trash truck」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 YUKKE)

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