ミス・ユニバースのシンガポール大会に出場した女、友人らのカード番号を暗記して不正使用

ミス・ユニバースのシンガポール大会に出場した女、友人らのカード番号を暗記して不正使用

ミス・ユニバースのシンガポール大会に出場した女、友人らのカード番号を暗記して不正使用の画像

オンラインショッピングでカード決済する際は、カード番号や名義などに加え、カードの裏面に記載されているセキュリティコードなどのいくつかの情報が必要となる。ところがシンガポールに住むある女は、恋人や友人のカード情報を目視で丸暗記し、その情報を元にオンラインストアで勝手に買い物をしていた。『Liputan6.com』『New York Post』などが伝えている。


シンガポールに住むアシュリー・リタ・ウォン・カイ・リン(Ashley Rita Wong Kai Lin、27)が現地時間11日、友人らのデビットカード、及びクレジットカードを不正に使用したことで有罪判決を受けて刑務所に拘留された。

アシュリーは2017年のミス・ユニバース・シンガポール代表を決める大会に出場するほどの美貌を持ち、現在は電子ゲームの解説者として国内でちょっとした有名人だった。

地元メディアによると、アシュリーは2016年に当時交際していた28歳の男性のデビットカードを不正使用していたことが分かっている。アシュリーはその男性と交際中、彼がトイレに行っている隙に財布からデビットカードを取り出してカード番号などを記憶し、再び財布に戻していた。

その後同年の8月から9月にかけて、アシュリーは男性のデビットカードの情報をもとに304シンガポールドル(約2万4000円)分のチケットを購入し、インターネットショッピングモールで230シンガポールドル(約1万8300円)、オンラインファッションストアで196シンガポールドル(約1万5600円)などと20回以上も不正使用を繰り返した。

男性はカードの不正使用に気づき、すぐに銀行に連絡を入れたことでアシュリーの仕業だと判明した。不正使用された分は一部は銀行から、残りの分はアシュリーから直接返金され無事全額取り戻すことができたという。

しかしアシュリーの悪行はこれだけではなかった。同年7月にアシュリーは当時26歳だった友人女性のカードを、同様の手口でカード情報を入手し不正に使用していた。女性は銀行の預金残高が急に減っていることに気づいて詳細を調べたところ、身に覚えのない2件の引き落としがあることが分かった。

そのうちの1件はホテルの宿泊代だったことから、女性はかつて交際していた男性の仕業だと思ったようだ。しかしアシュリーが交際していた男性から訴えられたことを知った女性は、アシュリー本人を問い詰めたところ不正使用を認めたそうだ。

さらにアシュリーはもう1人のカードの情報を入手し、わずか3か月間で3人のカードを不正使用していたことが分かった。また警察の調べにより、彼女はコンピューターデータに不正アクセスしたことでサイバーセキュリティ法に基づく4件の罪と、他にも27件の罪を犯していることが判明した。

このたびの裁判では、副検事官のチェン・ユー・ドゥエン氏(Cheng You Duen)が「カード情報を暗記しようとしたアシュリーは犯罪において計画性があった」と指摘し、少なくとも2か月の懲役を求めた。しかし最終的にアシュリーは、6週間刑務所に拘留されることとなった。

ただし『Channel NewsAsia』によると、アシュリーが犯したコンピューターデータへの不正アクセスについては、1件ごとに最高2年の懲役か5000シンガポールドル(約40万円)の罰金、もしくはその両方が科せられる場合もあるそうだ。

画像は『Liputan6.com 2021年2月16日付「Kronologi Eks Kontestan Miss Universe Singapura Masuk Penjara karena Belanja Online」(dok. Instagram @ashleyritawong)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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