コックピットで猫が大暴れ、パイロットが攻撃されて緊急着陸(スーダン)

コックピットで猫が大暴れ、パイロットが攻撃されて緊急着陸(スーダン)

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これまでにも航空機の車輪格納庫や貨物室などに隠れて密航を試みる者がいたが、このほどスーダンの航空会社の旅客機が“猫の密航者”により緊急着陸を余儀なくされた。猫は忍び込んだうえ、パイロットに攻撃まで仕掛けたという。『New York Post』『9News』などが伝えている。


スーダン共和国を拠点とするタルコ航空の旅客機が2月24日、1匹の猫によってパイロットが攻撃され、出発した空港へ引き返す事態になった。

タルコ航空のボーイング737機は当時、カタールの首都ドーハへ向かうためハルツーム国際空港を出発した。しかし離陸からほどなくしてコックピットに1匹の猫が現れた。

猫は非常に不機嫌な様子でパイロットに向かって「シャー!」と鳴き声をあげて威嚇し始めた。乗務員らが慌てて捕獲を試みようとしたが猫はさらに凶暴になり、機長に攻撃を仕掛けるなどコックピット内で大暴れしたという。

そして30分ほどした後、猫の捕獲が難しいと判断した機長は乗客の安全のためにハルツーム国際空港に戻り、緊急着陸することにした。

のちの調べにより乗客の中に猫を同行した人がいなかったことから、この猫は野良猫の可能性が高いとのことだ。またスーダン紙『Al-Sudani』によると、同機は前日の夜に空港の格納庫に駐機していたそうだが、猫は機内の清掃中もしくは整備点検中に忍び込んだ可能性があると伝えている。

今回の“猫のハイジャック事件”を知った人たちからは、次のような声があがった。

「猫は単に怯えていたんじゃないかな。かわいそうに。」
「猫は怖くて攻撃的になったんだと思うよ。」
「多分、この猫は飛行機のサービスに満足していなかったため不機嫌だったのかも。」

ちなみに猫によって旅客機に混乱を巻き起こしたケースは、これが初めてではないようだ。2004年にはベルギーのブリュッセルからオーストリアのウィーンに向かっていたブリュッセル航空の旅客機にて、乗客が持ち込んだ猫がケージから逃げ出してしまった。猫はコックピットに侵入して大暴れしたため同機はブリュッセルに引き返し、緊急着陸を余儀なくされた。

また2012年にはカナダの航空会社エア・カナダ603便で搭乗客の連れていた飼い猫が、やはりケージから逃げてコックピットに逃げ込んだため出発が4時間以上も遅れたことがあった。

画像は『New York Post 2021年3月2日付「Flight grounded after grumpy cat attacks pilot」(NY Post illustration)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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