「文具ソムリエール」とはどんな仕事なのか

黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に「文具ソムリエール」の菅未里が出演。文具ソムリエールになった経緯について、また仕事の内容について語った。

菅未里

黒木)毎日さまざまなジャンルのプロフェッショナルにお話を伺う「あさナビ」、今週のゲストは文具ソムリエールの菅未里さんです。

菅)よろしくお願いします。

黒木)文具のプロフェッショナルということなのですけれども、「文具ソムリエール」というのは菅さんだけのオリジナルネームでいらっしゃるのですか?

菅)そうですね。勝手に名乗っております。

黒木)「文具を見極める」と考えればよろしいですか?

菅)その人に合った文房具をおすすめするというお仕事ですね。

黒木)その人に合ったものをおすすめするということは、その方がショップなどに行かれたときに菅さんがいらっしゃるということですか?

菅)以前は販売だったのですけれども、現在はメディアを通して文房具をおすすめしています。

黒木)もともと文房具がお好きでいらしたのですか?

菅)文房具がとても好きで、小さいころから集めていました。

黒木)どういうものを集めていらしたのですか?

菅)「おもしろ消しゴム」という、お寿司の形をしていたり、ケーキの形をしていたりする消しゴム、わかりますか?

黒木)わかります。

菅)あれを小学生のときにひたすら集めていました。

黒木)私が好きなのはカチカチと出て来る消しゴムです。

菅)スティック型のノック式の消しゴムですね。(ペンケースを見ながら)赤くて素敵なペンケースをお持ちですね。

黒木)たくさん持つと重くなるので、必需品だけを入れています。菅さんの文房具は、いまどんなものをお持ちですか?

菅)たくさん持っているので、持ちたいものを持とうとすると、やはり増えてしまいます。私も同じで、必要最低限のものをペンケースのなかに入れて持ち運んでいます。黒木さんと同じスタイルです。

黒木)文具の商品開発、売り場企画、文具に関するコンサルティング。その他にも執筆、メディア出演など、文具の魅力を発信していらっしゃるのですけれども、どのような経緯で文具ソムリエールになられたのですか?

菅)文房具が好きだったので、文房具を取り扱っている大きな雑貨店に就職しました。そこで販売をしていました。それと同時にメディアに出て文房具を紹介する仕事を、会社員とは別で副業として始めまして、だんだんと副業の方がメインになって来て、いまに至る感じです。

黒木)ニュース番組などで面白い文房具を紹介したりするときがありますけれども、文房具の開発や改良というようなことにも携わっていらっしゃるのですか?

菅)文房具をつくるお仕事もさせていただいています。

黒木)どんなものがあるのですか?

菅)働く方に向けた文房具のシリーズを立ち上げました。ペンケースや付箋、ファイルなど、一式つくりました。

黒木)紙がなくなって行く時代ではありますが、文房具は必要ですよね。

菅)文房具をまったく使わない方というのは、少ないのではないかと思います。

黒木)ここにいろいろなミニチュアを持って来ていただいたのですけれども、マジックやのりや電卓にセロテープ。そしていまや欠かせないカッター。コロナ禍でネット通販を利用することが多くなったので、このカッターが必需品になりました。

菅)こちらに置いてあるミニチュアも私が監修したものです。「カプセルトイ」、いわゆる「ガチャガチャ」です。

黒木)そうなのですか。

菅)私が監修して、誰もが一度は見たことのある文房具を小さくしてキーホルダー状にしたものです。文房具好きの方からは、「なんてかわいいんだ」と言っていただけるのですけれども、文房具に興味がない人にも楽しんでいただくということで、皆さんが見たことのあるものを小さく、メーカーさんにももちろん許可をいただいてつくりました。かなり精巧につくっています。

菅未里

菅未里(かん・みさと)/文具ソムリエール

■文房具販売・仕入れ担当を経て、文房具の専門家として独立。
■現在は国内外で商品や売り場の企画・監修、各種メディア出演、メーカーのコンサルティング、執筆などを行っている。
■毎日をちょっと楽しくする文房具を紹介するサイト『STATIONERY RESTAURANT』を運営。著書に『毎日が楽しくなる きらめき文房具』『文具に恋して。』など。

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