「冷やし中華の盛り付け」で表現されているものとは

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。7月21日放送分のテーマは「冷やし中華の歴史」です。

ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」

冷やし中華の「元祖」には2つの説があり、1つは宮城県仙台市の中華料理店「龍亭(りゅうてい)」とする説。もう1つは、東京・神田にある「揚子江菜館(ようすこうさいかん)」とする説です。

2代目のご主人が大の蕎麦好きで、ざる蕎麦を食べていた際、「中華そばで、ざる蕎麦のような料理ができないだろうか?」と思ったそうです。

当時、まかないとして麺を冷やし、ごまダレをかけて食べていたものの、中華料理で冷やした麺をお客様に提供するという発想はなかったので、まったく新しい試みだったそうです。

そして試行錯誤を重ねた結果、甘酢ダレを完成させました。続いて、店の窓から見えた富士山をヒントに、麺を富士山の形に高く盛ります。その横に具材を並べ、四季をイメージした盛り付けを思いつきました。

具体的には“冬の雪”を糸状に押し出した寒天、“春の大地”をチャーシュー、“夏の緑”をキュウリ、“秋の落ち葉の色”をタケノコで表したそうです。こうして1933年(昭和8年)に誕生したのが、「五色涼拌麺(五目冷やしそば)」です。

どちらの店が発祥かは不明ですが、「龍亭」と「揚子江菜館」の2店によって、冷やし中華の文化ができたということです。

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