“すべてのお客様が楽しめる映画館”に、障がい者割引が存在しない理由

全ての人が楽しめるユニバーサルシアター『シネマ・チュプキ・タバタ』の代表で、支配人を務める平塚千穂子が9月21日(水)、ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』に出演。目や耳が不自由な方も映画を楽しむことができる『シネマ・チュプキ・タバタ』の取り組みを紹介した。

平塚千穂子

『シネマ・チュプキ・タバタ』は、東京都北区にある映画館。コンセプトは、“すべてのお客様を対象とした映画館”で、目の不自由な方も、耳の不自由な方も、車いすの方も、小さなお子様連れの方も、だれもがいつでも安心して一緒に映画を楽しむことができるユニバーサルシアター。

具体的な取り組みとして、目の不自由な方には、場面転換などでの視覚情報を補う「音声ガイド」を提供。さらに、全作品日本語の字幕をつけているので、耳の不自由な方も映画を楽しむことができる。平塚によると「映画会社が対応していなければ、こちらで字幕をつける」という。

そもそも、なぜ『シネマ・チュプキ・タバタ』という名前なのか。平塚によると「Chupki(チュプキ)はアイヌ語で、月や太陽、星といった『自然界の光』をあらわす言葉。そういった自然界の光は、全ての人に平等に降り注ぐもの。映画館は、みんなで暗闇で光を観るところなので、そういったイメージで名付けた」と語った。

そして、『シネマ・チュプキ・タバタ』には、他の映画館にある障がい者割引が設定されておらず、一律の料金となっている。その理由について平塚は「『シネマ・チュプキ・タバタ』は“障がい者のいない映画館”を目指している。そのため、料金の障がい者割引を取り入れていない」と述べた。

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