若いアーティストたちの育成支援の場「SICF(スパイラル・インディペンデント・クリエイターズ・フェスティバル)」

黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、複合文化施設「スパイラル」館長・小林裕幸が出演。毎年ゴールデンウィークに行われる「SICF(スパイラル・インディペンデント・クリエイターズ・フェスティバル)」について語った。

SICF会場風景(SICF – Wikipediaより)

黒木)今週のゲストは東京・青山にある複合文化施設「スパイラル」の館長、小林裕幸さんです。きょうは「スパイラル」で展示された作品を持って来てくださいました。

小林)いま見ていただいているのが「アニュアルレポート」というもので、年間を通していろいろな企画をやっているものをまとめています。展覧会やパフォーマンス、ダンスなどいろいろなことを実際に行っている施設になっています。

黒木)すごいアートやオブジェですね。面白い。

小林)これはSICFと略して読んでいる「スパイラル・インディペンデント・クリエイターズ・フェスティバル」です。毎年ゴールデンウィークに行っているもので、今年も5月に20回目を行います。若いクリエイターの方たちが発表する場所を提供したいという思いがあって、2000年にスタートさせたものです。名前があるとかないとかではなくて、若い人たちや、いままさに旺盛にクリエーションしている方を紹介して行きたい。スパイラルを代表するような企画として20回を迎えます。だいたい100〜150人くらいのクリエイターの方に毎年参加していただいています。そこで彼らのクリエーションをお客様に見ていただく。そのなかからグランプリの作品を選んで、「スパイラル」の1階にある小さなスペースでグランプリ展をやります。

黒木)グランプリ作品のみを展示するのですか?

小林)できるだけ発表する場を作って行きたい。我々は文化を事業として取り組んではいるのですが、事業にするためにはアーティストを支援、育成して行くことも我々の使命としてありますので、このSICFに関しては若いアーティストたちの育成支援の場として取り組んでいます。

黒木)発表する作品は、この数年変わって来ているのですか?

小林)2020年ということもあるのかもしれませんが、ここ2〜3年でかなりの数増えています。アーティスト個人で言えば、あまりカテゴライズされない作品が増えて来ているかなと思います。ジャンルを横断しているというか、ジャンルを考えない作品。音楽、映画、舞台などカテゴリーとして分けることを日本の方はよくします。それが分かりやすいということもあるのでしょうが、若い人たちにはそのこだわりがなくなって来ているのかなと思います。絵画なのかインスタレーションなのか彫刻なのか。そういったことにこだわらずに作品を作られる方が増えています。


小林裕幸/ 複合文化施設「スパイラル」館長

■1959年生まれ。
■早稲田大学卒業後、セゾングループの飲食関連企業を経て、1989年、東京・青山「スパイラル」のプロデュース事業部プロデューサーに就任。
■館内のアート・ファッション・舞台・映画・音楽など多岐にわたるジャンルのプロデュースに携わり、外部では施設コンサルティングやアートプロジェクトも手掛けている。

ENEOSプレゼンツ あさナビ
FM93AM1242 ニッポン放送 月-金 6:43-6:49

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