失敗しないパクチーの育て方

黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、月刊『現代農業』編集長・石川啓道が出演。農家への取材からわかった身体にいい草について語った。


黒木)今週のゲストは、農業の専門雑誌『現代農業』編集長の石川啓道さんです。
農業の近代化ということについて石川さんに伺いたいのですが、農業の現場はドローンが活用されていたり、AIも導入されてハイテク化している一方で、農家の方の高齢化が問題になっています。そのような現状についてはどうお考えですか?

石川)ハイテク農機はいろいろ出ているのですが、いちばん広がっているのはドローンだと思います。ここ1〜2年でかなり増えていまして、主に農薬の散布に使われています。普通はカッパを着て手で農薬を散布するのですが、ドローンを使うと1ヘクタールの畑、小学校のグラウンドくらいの広さでイメージしていただけると分かると思うのですが。

黒木)人の手だと1日がかりですよね。

石川)本当にそうですね。それが10分でできるので非常に楽です。人手が足りないところではとても役立ちます。

黒木)農家の方々の活性化にもなりますよね、能率がよくなるということは。

石川)そうですね。農地を絶やさずに守って行きたいという方がたくさんいらっしゃいますから。放っておくと藪になってしまうので、農地を維持するためにこういったものを使うことは、各地で広まっていますね。農薬散布以外にも種を空から撒くとか、リンゴの花粉を空から撒いて受粉させるというものもあります。手で行うと大変ですが、上から行うと楽になりますね。

黒木)それも実際に訪ねて歩いて、取材しているのですよね?

石川)というのもありますし、現場で拾って来た情報をこちらで聞いて、連絡をして記事を作ることもあります。

黒木)農業をやっている方だけの雑誌ではないのですよね?

石川)農村で暮らすときに役立つ総合雑誌でもあります。栽培技術もありますし、暮らしの知恵もあります。

黒木)家庭菜園にも…。

石川)もちろん、そういったものにもいいと思います。

黒木)いいですか?

石川)例えば、家庭菜園でこれから作ったらいいものを考えると、最近はパクチーが流行っていますが、平成の30年間でいちばん人気が出た野菜として、アンケート結果にも出ています。ああいったものは年中作れるのです。

黒木)ええ!

石川)ただ問題があります。作りやすい野菜ではあると思うのですが、種が少し硬いのですよ。これは新潟県のお母さんが教えてくれたのですけれども、種が固いと発芽しにくい。そこでお母さんが言うのは、塀などに使うような石のコンクリートブロックのところに種を並べて、種を撒く前に木の板でこすってやるそうです。発芽率と言いますけれども、発芽のしやすさがものすごくよくなるそうです。そういったことを以前、教えてもらいました。

黒木)石川さんは育てたのですか?

石川)私はパクチーはやっていないです。

黒木)これはパクチーの種を買って来ればいいのですか?

石川)そうです。パクチーの種を買って来て、しかし芽が出にくい。そこで、そのときの知恵で最初に少し傷つけてやるといいということを、農家のお母さんが教えてくれたものです。


石川啓道 / 月刊『現代農業』編集長

■1976年、東京生まれ。四国学院大卒。
■1998年、一般社団法人農山漁村文化協会(農文協)に入会。
地域普及部を経て2003年、文化部に所属。
2005年に「現代農業」編集部へ移動し、2017年4月に編集長に就任。

ENEOSプレゼンツ あさナビ
FM93AM1242 ニッポン放送 月-金 6:43-6:49

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