台風9号と10号〜3連休から海のレジャーには注意を

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(8月9日放送)で台風9号と10号の最新情報を解説した。

台風9号〜「非常に強い台風」に変わり、先島諸島から離れる見込み

気象庁によると、8日午後9時の観測で台風9号は「大型で非常に強い台風」から、最大風速15メートル以上、強風域の半径500キロ以上800キロ未満の「大型で猛烈な台風」に変わった模様。この規模の台風が日本に接近したのは沖縄・与那国島で建物の被害が出た、2015年の台風21号以来とのことである。

飯田)台風9号、そして週明けに接近の可能性がある台風10号について、日本気象協会の望月さんにお話を伺います。まず台風9号ですが、相当大きくなっているのですね。

望月)台風9号は、8日夜にはいちばん上のレベルの「猛烈な台風」に発達したのですが、発達のピークは過ぎまして、9日午前3時には「非常に強い台風」に変わりました。台風はこの後、東シナ海を北西に進んで先島諸島からは次第に離れる見込みなのですが、油断はできないです。台風9号は9日午前6時現在、まだ大型で非常に強い勢力ですので、広い範囲に影響を及ぼしそうです。

台風10号〜13日火曜日以降に西日本や東日本に接近か

飯田)台風10号の方も、お盆に直撃というかたちになりそうですね。

望月)はい。台風10号は現在、大型で非常に強い勢力を維持したまま、小笠原近海にほとんど停滞しています。この台風10号の方は、小笠原付近で動きが遅いのが特徴なのですね。ですから、小笠原諸島では長い期間影響を受ける可能性があります。小笠原諸島に影響を及ぼした後、ゆっくり北上を続けて、来週13日(火)以降に暴風域を伴ったまま、西日本や東日本の太平洋側に接近する恐れが出て来ています。

飯田)どこに来るかは、まだ読めないという感じですか?

望月)そうなのです。台風が本州に近づくころ、予報円が大きくて進路が定まらないのですね。さらに台風が本州に近づくタイミング、13日(火)以降と申し上げたのですが、まだ遅れる可能性も出て来ています。

飯田)小笠原付近での停滞が長く続くかもしれないということですか?

望月)はい。その通りです。

飯田)それは、高気圧の張り出し具合によるということですか?

望月)はい。台風の北側にある高気圧の張り出しが強いと、小笠原諸島の辺りでゆっくりになってしまうので、本州になかなか近づけないといった状態になる可能性も出て来ています。

飯田)停滞が続くということはその分、水蒸気などを吸収するようなことになるのですか?

望月)はい。小笠原付近では台風が発達するほど海の温度が高いので、小笠原付近に長く居座るということは、小笠原付近で発達のピークを迎えそうです。

10日の3連休から海のレジャーには注意が必要

飯田)ということは、小笠原付近の方はいまから警戒が必要だし、東日本から西日本の広い範囲で、いまのうちに備えておいた方がいいということですか?

望月)そうですね。東日本や西日本では台風の影響として、3連休から波の影響が出始めそうですね。

飯田)海のレジャーはもう注意なのですね。

望月)はい。3連休から注意が必要です。

飯田浩司のOK! Cozy up!
FM93AM1242ニッポン放送 月-金 6:00-8:00

関連記事(外部サイト)