「満室」「高すぎ」 五輪のホテル不足は“待ち”で解決する?

2月9日(日)、女優の戸田恵子がパーソナリティを務めるラジオ番組「戸田恵子 オトナクオリティ」(ニッポン放送・毎週日曜14時〜14時30分)に、ホテル評論家の瀧澤信秋がゲスト出演。最新のホテル事情について語った。

東京オリンピックの開幕まで半年を切ったが、大会期間中のホテルの予約はすべて満室の状況で、期待されていた民泊は、一部で料金の吊り上げが見られる。

瀧澤は、まずは冷静になって情報収集をすることが大事だという。実際のデータで、「2018年度末までの全国にあるホテルの客室数というのがあるんですが、その25%分がこれから3年で増えるというデータがあります」と、開業するホテルは今後もさらに増え続けていくと明言。オリンピック期間の宿泊状況が満室である理由や、今後のホテル業界の動きについて瀧澤が語った。

オリンピックとはいえ、ホテルの予約がまったく取れない理由

オリンピックでいま問題になっているのが、観戦するお客さんの宿。やっと競技のチケットが当たって、ホテルを予約しようと思ったら一つもホテルが空いていなかった、ということがありました。あるテレビ局から取材があったので調べてみたところ、大会組織委員会がみんな押さえていたんですよね。なぜというと、大会組織委員会もちゃんと委員会用の客室を確保していないと、招致ができないんです。それで会場周辺のホテルは全滅だったわけです。大会組織委員会が「いつか手放す」とは話していますが、今もそういう傾向があります。

ホテルの予約は可能。焦らずに情報収集を

ホテルが取れないというニュースが広がって、いろんなホテルが料金を吊り上げたり、民泊なんかも普段1万円のところが50万円になったり、そんなことも最近は話題になりました。でも、まだこれから開業するホテルもいっぱいあるし、予約を開始していないホテルもいっぱいあります。ちょっと冷静になって情報収集をすると、いいかもしれません。

東京ホテルオリンピックの後、大幅に増えたホテルはどうなる?

いま新しく建っているホテルを見ると、後々にマンションに転用できそうなものもあります。カプセルホテルなんかは、意外と法律のハードルが高くないので、オフィスビルをカプセルホテルにしていたりするので、「失敗したら撤退すればいい」みたいなフレキシブルな考えで施設を作っている傾向があります。

これは個人的な考えですが、日本人のお客さんにちゃんとフィーチャーしているホテルは、残っていくと思います。インバウンドの人をどんどん入れると、やはり日本人のお客さんからすると不満に思うこともあるんです。ホテルというのは、ひとつの中でライフ、ステイをするわけです。共有する部分もあるので、やはり文化が合わないと。インバウンドを20%に抑え、なるべく日本人の方に来てもらえるようにしているホテルもあります。

「今すぐ予約しないと!」と焦って多額を費やす前に、これから開業するホテルや、予約を開始するホテルを探すことが重要のようだ。

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