歳をとると花粉症になりにくい? なりやすい? 医師が回答

ニッポン放送「草野満代 夕暮れWONDER4」(2月20日放送)で、「年齢と花粉症の関係」に関して医師が回答した。

ニッポン放送「草野満代 夕暮れWONDER4」

番組に寄せられた健康の疑問『もう57歳。さすがにいまから花粉症になることはありませんよね?』に対して、医師が回答した。

「昔は歳をとると免疫力が低下して、花粉症は発症しにくくなると言われていましたが、現在は歳をとると免疫力が低下しているために発症しやすくなる、という真逆のことが言われています。どうやら何歳になっても花粉症になるようです。

日本人の2分の1がアレルギー疾患を持っていると言われる現在、高齢者が発症する花粉症も増えています。高齢者におけるスギ花粉症の症状がある人の割合は、1987年に2.7%だったのが、2016年には37.4%と、この30年でおよそ14倍に増加しています。

日本全国でスギ、ヒノキが植えられて30年を超えた1980年代から花粉症患者数が増えていますが、花粉症だけでなく、アトピー性皮膚炎、アレルギー性結膜炎・鼻炎、食物アレルギー、気管支喘息などアレルギー疾患全体の患者数が増えています。

この理由として、ダニの増加(住環境の気密性が高まったため)、大気汚染、喫煙、食品添加物、ストレスの増加などがあげられています。

まだ花粉症になっていない人でも、花粉飛散の多い季節は、花粉が目や鼻に入るのを防ぐために帽子やマスク等を着用する。帰宅後は玄関に入る前に、衣類についた花粉を払い落として手洗い・うがい・洗顔をする。他にもドアや窓を閉める、洗濯物の外干しを避ける、などの注意をするのがよいでしょう」

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