全国250軒以上を回って開業した「駄菓子屋いながき」の挑戦

ニッポン放送「週刊 なるほど!ニッポン」(3月15日放送)では、「埼玉県加須市にレトロで懐かしい昭和のスポット誕生? 全国250軒を回って開業した駄菓子屋さん!」というトピックスを紹介した。

ニッポン放送「週刊 なるほど!ニッポン」

埼玉県加須市に、昔懐かしいレトロな駄菓子屋がある。店主は全国の駄菓子屋、およそ250軒以上を回って参考にしたという。いったいどんな駄菓子屋なのか?

「駄菓子屋いながき」の店主・宮永篤史さんに、立川晴の輔が話を伺った。

 

晴の輔:全国250軒以上の駄菓子屋さんを回ったということですが、どれくらいかけて回ったのですか?

宮永:半年間かけて回りました。沖縄までは行けませんでしたけれど、北海道から鹿児島まで一通り行きました。物流の関係だと思うのですが、売っているものが若干違ったり、人の気質もやや違うような印象でした。

晴の輔:印象に残っているところはありますか?

宮永:品物の違いも印象に残りますが、お店の方の人柄もそうですね。特に子供たちに対して、『大人と子供』ではなく『人間同士で付き合っている』感じの話し方をされているお店は、子ども達もたくさん集まっていましたし、雰囲気がよかったです。

晴の輔:駄菓子屋さんは、商品の品揃えの部分もあるけれど、おじさんおばさんの色が「地域の色」になっている部分もあるのですね。

宮永:とても強く感じました。

ニッポン放送「週刊 なるほど!ニッポン」

晴の輔:自分でお店をオープンして、どんな感じですか?

宮永:いろいろなお店で商品の陳列の仕方などを学ばせてもらって、もとは美容室だった古い家を買い取り、改装してレトロな部分が残る駄菓子屋にしました。

晴の輔:お菓子の種類は何種類ぐらい置いているのですか?

宮永:200種類ちょっとですね。

晴の輔:ゲームはありますか?

宮永:10円で金券が出て来る『10円ゲーム』があります。

晴の輔:子どもたちが集まって。

宮永:スマホゲーム全盛の時代ですけれど、そうしたゲームでも十分に楽しんでいます。シンプルさがいいのではないかと思います。

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晴の輔:宮永さんにとって、駄菓子とは何ですか?

宮永:恥ずかしい言い方になりますが、『駄菓子は人を育ててくれる』。駄菓子屋の持っている文化が好きで、お金の計算や年上の人との言葉のコミュニケーションとか、たくさんのことを教えていただいたと思います。

晴の輔:本当に駄菓子屋さんが大好きなのですね。最終的な宮永さんの夢はありますか?

宮永:駄菓子屋をやっている方は、みなさん70代〜80代なのですね。もちろん元気なことは素晴らしいのですが、「10年後はどうなってしまうのだろう?」と不安になります。

晴の輔:高齢化…。

宮永:ですから自分の夢は、何とか駄菓子屋の減少をくい止めたい。この文化を未来につないで行きたい。自分の体を張って駄菓子屋を始めてみましたが、生活は何とか成り立つので、「宮永のマネをすれば駄菓子屋でやって行けるぞ!」と駄菓子屋を始める人が増えることが夢です。

晴の輔:駄菓子屋のモデルケース!

宮永:そうありたいと思っています。

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晴の輔:お勧めの商品はありますか?

宮永:いま美味しいなと思うのは、『あんこ玉』です。

晴の輔:芋ようかんを売っている店を想像してしまいました。

宮永:あの『あんこ玉』ではなく、あんこを丸めてきな粉をふりかけてあるものです。味が美味しいのはもちろんのこと、なかにラムネが入っていると『当たり』で、もう1個もらえます。大人になってから、シンプルな甘さがいいなと思うようになりました。そしてもう1つが、『タラタラしてんじゃね〜よ』。

晴の輔:世界的に有名なやつではないですか!

宮永:有名な選手が食べていましたね。久しぶりに食べてみたのですが、お酒に合うのですよ。

晴の輔:ゴルフにもいいけれど、お酒にもいい。

宮永:ちょっと喉が渇く塩気がよく合いますね。

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