日本のウユニ塩湖? 香川県三豊市の絶景スポット「天空の鏡」

ニッポン放送「週刊 なるほど!ニッポン」(4月5日放送)では、「香川県三豊市に神秘的な絶景スポット誕生! その名は、瀬戸内海の『天空の鏡』」というトピックスを紹介した。

ニッポン放送「週刊 なるほど!ニッポン」

いま、日本の「ウユニ塩湖」と呼ばれる絶景スポットが話題になっている。場所は香川県三豊市の「父母ヶ浜」。この絶景を見るため、若者を中心に人が押し寄せているそうだ。

三豊市観光交流局・観光担当チーフマネージャーの榊原敏方さんに、立川晴の輔が話を伺った。

 

晴の輔:天空の鏡は、具体的にどのような絶景が見られるのですか?

榊原:南米ボリビアの『ウユニ塩湖』のような、空が水面に映り込む幻想的な光景が、カメラのなかに広がります。

晴の輔:行ったら必ず撮れるわけではないですよね?

榊原:ある程度は条件があります。干潟を利用して写真を撮るので、『干潮』であること。なかでも、夕方の干潮時がおすすめです。太陽がちょうど目の前に降りて来て、カメラのなかに赤や黄色のパノラマが広がります。『瀬戸の夕凪』という言葉がありますが、夕方は風が凪いで、水面が鏡になりやすい。

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晴の輔:少しの風があると、水面が波打ってしまう。

榊原:夕方に来られない場合は、早朝の干潮時も風が凪いでお勧めです。よく聞かれるのは、いつごろこのような写真が撮れるのか、ということです。毎日2回は必ず干潮がありますので、チャンスは2回。それが毎日40分〜50分ずつ、時間がずれて行きます。そのずれたタイミングで、夕方の干潮になるときがベストです。大体は3日〜4日ぐらい続きます。土日だと、例えば今週はいい場合、来週は悪くなります。またその翌週がよくなるというイメージです。

晴の輔:かなりチャンスが多い。「天空の鏡」があるとわかったのは、いつごろなのですか?

榊原:2015年くらいからです。実は結婚式用に、カメラマンさんがシークレットで使っていたそうです。それからだんだん「カッコいい写真が撮れるのではないか」と、わかって来たのですね。

最初のきっかけになった写真

榊原:2016年、三豊市がやっている『写真コンテスト』があり、そのなかにいい応募写真がありました。「どうやったら撮れるのだろう?」と研究した結果、カメラを水面に浸かるぐらいまで下げると、陸地が映らず、水のなかに人が浮かんでいるような写真が撮れることがわかりました。

晴の輔:いろいろ研究したのですね。年間、どれくらいの方が来るのですか?

榊原:昨年(2019年)は、約45万人の方がいらっしゃいました。

晴の輔:県を代表する観光スポットですね!

榊原:いちばんのポイントは、友達と来てワイワイ騒ぐのが楽しいところですね。撮影しているうちにテンションが上がって、あちこちで歓声が上がります。『どうでしたか?』と聞くと、『綺麗でした』ではなく『楽しかった』と言われます。それが、未だに人が増えている理由ではないかと思います。

晴の輔:もちろん景色も美しいけれど、楽しいところなのですね。

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晴の輔:上手く撮るコツはありますか?

榊原:浜辺に到着したら、全体を見渡します。写真が撮れる水たまりが20〜30ほどあるのですが、そのなかで波が立っていないものを探します。最近は人が多いので、人がいないところを探すのも重要です。もう1つは、きれいな海なので、初めて来られるとどうしても波打ち際まで行ってしまいますが、陸地に近い水たまりの方がお勧めです。海に近いほど『潮の動き』があります。陸地に近いと水が動かないので、鏡になりやすいのです。

晴の輔:南米ボリビアの「ウユニ塩湖」も、湖ですからね。

榊原:ボリビアは360度全てが鏡になりますが、『父母ヶ浜』は自分の目の前、カメラやスマホのなかだけがそうなります。

晴の輔:レンズのなかや、構図に入ればいい。

榊原:絶景を見るよりも、人に見せて自慢したい方にぴったりなのが、『父母ヶ浜』です。

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晴の輔:「父母ヶ浜」には、ボリビアの方が来られたりするのですか?

榊原:「行ったことがある」という方は、5人ぐらいお会いしました。ボリビアの方は1人来たという話が…。お会いはしていないです。行かれた方によると、『ウユニ塩湖』は標高が4000メートルあるので、飛んだり跳ねたりすると高山病になるため、とても大変だそうです。「こちらの方がずっといい」とおっしゃる方もいます。

晴の輔:瀬戸大橋もあって、行きやすいですからね。

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