「出前館」会長・中村利江の休日〜同じ旅館に連泊できない

黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に宅配ポータルサイト「出前館」会長・中村利江が出演。オフの日の過ごし方について語った。

中村利江

黒木)今週のゲストは宅配ポータルサイト「出前館」会長の中村利江さんです。お忙しいと思いますが、気分転換やストレス解消、それからプライベートの充実というのはどのように考えていらっしゃいますか?

中村)うちの会社はすごく忙しいので、社員には「よく働いてください」と言うのですが、逆に「よく遊んでください」とも言うようにしています。土日は、昔は出社していたこともありましたが、最近はほとんど出社せずに、スキーとスキューバダイビングを一生懸命やっています。

黒木)会長が?

中村)そうです。まだ、両方とも始めてから2年目くらいなのですけれど。「この歳で始めるか」と思われますが、次から次へとやりたいという思いがありまして。

黒木)きっかけはあったのですか?

中村)きっかけは、主人が「やろう」と言って来たのです。一緒にやるのであれば、やってもいいのかなと思って。

黒木)ご家族の支えがあってできた話でしょうか?

中村)会社を引き継いだとき、息子は小学生でした。当時は外食産業の部長をやっていましたが、そこを退職して自分でフリーの企画事務所をやり、のんびり子育てしながら企画をやろうと思っていたのです。でも、この「出前館」のお話があったので、ベンチャーを引き受けることになりました。家族も大反対だったのですが、「出前館」というビジネスが面白いので、やりたいと思いました。「家族が犠牲になってしまう」と思いながらやっていました。

黒木)そうやってプライベートも充実して、ご夫妻で趣味も一緒にやっていらっしゃる。

中村)息子の子育ても大変だったのですが、いまは独立して、社会人になっています。これで手が離れ、仕事に全力投球できる、イコール遊びも全力投球できるなという時期が来たのかなと思っています。

黒木)海はお好きなのですか?

中村)海は大好きです。富山の生まれですので、小さいときから海水浴はよくしていました。船の免許も持っています。

黒木)すごくアクティブですね。そのバイタリティあふれる元気はどこから来ているのですか?

中村)どこからなのでしょう。ずっと動いていないと嫌です。お休みの日も旅館でのんびり景色を見る、本を読んで、と皆さん言われるのですが、私は同じ旅館に2泊するのがすごくしんどい。

黒木)そうですか。

中村)仕事で旅行に行くときも、できるだけ違うホテルや旅館に泊まるようにしています。「このホテルはここが特徴だ」などと言って、うろうろするのは大好きです。

黒木)いろいろなご苦労があったかと思いますが、「こんなふうにして行きたい」という夢はまだまだお有りですよね。

中村)「出前館」はだいぶ育って来た子供なのですが、まだまだ成長途上なので、もっと大きな子に育てたいです。

中村利江

中村利江(なかむら・りえ)/ 宅配ポータルサイト「出前館」会長

■富山県高岡市出身。関西大学文学部卒業。
■大学在学中、学生を集めて「モーニングコール事業」を立ち上げ。
■卒業後、学生時代からアルバイトをしていた「リクルート」に就職。入社1年目でトップセールスとなり、「最優秀営業マン賞」を贈られる。
■リクルートを2年で退社。結婚・出産を経て1998年に「ハークスレイ」(ほっかほっか亭など運営)に入社。
■2001年に「出前館」の前身である「夢の街創造委員会」の取締役に就任。2002年には代表取締役社長に就任。
■出前館のビジネスモデルは面白いものだったが、開始当初は厳しい状況。しかし2005年に黒字化。2012年11月から現職。
■2020年6月12日付けで会長に就任。

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