「梨泰院クラス」まだまだブームは継続中! 心を鷲掴みにされる理由

【Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね 第855回】

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。

今回は、Netflixにて大ヒット独占配信中の「梨泰院クラス」をご紹介します。

「梨泰院クラス」

青春 × 復讐 新しいタイプの韓国ドラマ!

ステイホーム以降、常にNetflixの再生ランキングトップ10入りし、「愛の不時着」と人気を二分している韓国ドラマ「梨泰院(イテウォン)クラス」。

タイトルにもなっている“梨泰院”とは、韓国の首都ソウルのなかでも、特に国際色が豊かな歓楽街。その梨泰院を舞台に、飲食業界での成功を目指す主人公の15年にわたる“挑戦”と“反撃”を描いた、痛快サクセスストーリーです。

「梨泰院クラス」

「梨泰院クラス」のあらすじ

大手飲食会社“チャンガ”のチャン会長とその息子グンウォンの所為で、父親を亡くしたパク・セロイ。中卒の前科者となってしまった彼は、仲間と共にソウルでいちばんホットな街・梨泰院で、小さな飲み屋“タンバム”を開店する。

一度はすべてを失ったが、どん底から這い上がり、飲食ビジネスの業界トップを目指すセロイ。成功を掴むためなら、どんな大物が相手でも己を曲げないセロイは、やがて梨泰院でのビジネスを思いのままにしようとしているチャン会長と激しく対立することに。

それは同時に、チャン親子への壮大なる復讐劇でもあった…。

「梨泰院クラス」

「梨泰院クラス」のみどころ

憤怒を抱いて梨泰院での成功を掴み取ろうとする主人公パク・セロイ役には、パク・ソジュン。

チャン会長の息子グンウォンの同級生へのイジメを阻止したことから高校を退学へと追い込まれ、さらにはチャン家の陰謀で最愛の父を亡くしてしまう。受難続きながらも、己の信念を貫き通す真っ直ぐな男を熱演。

トレードマークの“いがぐり頭”がよく似合い、その男気あふれるキャラクターは、女性のみならず男性が見ても惚れ惚れするほど。

共演にはキム・ダミ、クォン・ナラ、キム・ドンヒ、アン・ボヒョン、ユ・ジェミョンと、人気も実力も兼ね備えた豪華な顔ぶれが集結しています。

また、ドラマのシーンに合わせて楽曲をセレクトしたオリジナルサウンドトラックは、ドラマファンだけでなく音楽リスナーの心をも掴む名曲がズラリ。

パク・ソジュンと親交が深いことから、国際的な人気を誇るK-POPグループBTSのメンバー・Vが提供した「Sweet Night」は、韓国の主要音楽チャートで1位を独占し、ワールドワイドなiTunesトップソングチャートでも1位を獲得するなど、ミュージック・シーンでも話題を集めています。

「梨泰院クラス」

メインストーリーは復讐劇でありながら、若者の成長物語、胸キュンなラブロマンス、さらにはジェンダーや人種差別といった社会的テーマにまで切り込んだ“複合ジャンル”なドラマとして、非常に見応えある本作。

不条理な世の中でどんな苦境に立たされても、“人を大切にする”ことを信念とし、正義だけを武器に仲間と共に悪に立ち向かって行く。セロイの潔い生き様に、共感を覚える人も多いことでしょう。

そして何よりも観る者の心を鷲掴みにするのが、名言の数々。生きる指針やビジネスのヒント、恋愛の極意まで、思わずメモしたくなる言葉が随所に散りばめられています。

全話見終わったら、“梨泰院クラスフリーク”同志で、“甘いお酒”を飲みながら人生を語り合いたくなるかも。

「梨泰院クラス」

<作品情報>

■Netflixオリジナルシリーズ「梨泰院クラス」

Netflixにて独占配信中
制作:キム・ソンユン
原作:チョ・ガンジン「梨泰院クラス」
出演:パク・ソジュン、キム・ダミ、ユ・ジェミョン、クォン・ナラ、キム・ドンヒ、アン・ボヒョン、キム・ヘウン、リュ・ギョンス、イ・ジュヨン、クリス・リヨン
原題:??? ???(英題:Itaewon Class)
公式サイト https://www.netflix.com/jp/title/81193309

<ジャンル>
韓国ドラマ 青春 ビジネス 復讐劇

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/

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