『人は話し方が9割』著者・永松茂久〜嫌な人からは逃げてもいい

黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に株式会社人財育成JAPAN代表取締役・永松茂久が出演。新刊の著書『人は話し方が9割』について語った。

永松茂久

黒木)毎日さまざまなジャンルのプロフェッショナルにお話を伺う「あさナビ」、今週のゲストは株式会社人財育成JAPAN代表取締役の永松茂久さんです。すばる舎からご自身の新刊『人は話し方が9割』が出ています。

永松)去年(2019年)の9月に出ました。

黒木)実業家としても飲食店などを経営されている他、人財育成に関してはスペシャリストでいらっしゃる。講演の累計動員数は40万人。そして多くの書籍も出していらっしゃいます。マルチに活躍なさっていますが、最初は3坪のたこ焼き屋さんだったのですよね。

永松)たこ焼きの業種をやっていました。

黒木)たこ焼きがお好きだったのですか?

永松)小学校のころからたこ焼き屋さんになると決めていて、そのころから働いていました。お手伝いですね。

黒木)かわいいですね。

永松)高校3年生まで続けたあと、人脈をつくるために東京に出て来ました。そこで出会った方を経由して、「築地銀だこ」創業期のメンバーに入らせていただきました。そこで勉強して、25歳のときに地元でたこ焼きの業者を始めました。

黒木)それが日商25万円を獲得するくらいに流行ってしまった。

永松)おかげさまで。

黒木)そうした飲食業もやりつつ、人財育成のセミナーの他、『人は話し方が9割』という啓発本も出されています。

永松)流れでこうなってしまいました。

黒木)まったく異なる職種のように見えるのですが?

永松)もともと私たちの会社で行っている「for you」精神というコンセプトがあります。目の前の人や、大切な人を想うという意味で考えれば、飲食店も出版も講演も同じなのではないかと思います。

黒木)『人は話し方が9割』という本を読ませていただきました。「好きな人とだけ話をしなさい」とか、話し方の本なのに「聞き上手になりなさい。嫌な人がいたら逃げていい」ということが書いてあります。とてもやさしいというか、わかりやすいですよね。

永松)コンサルをしたり塾で教えたりしていますが、そのままのことを言って来ました。嫌な人と無理やり話そうとして、心を折られている人たちがいますが、家族や友人など、誰にでも好きな人がいます。話し方で悩んでいる人は、ほとんどの方が嫌いな人、苦手な人とうまくコミュニケーションが取れなくて、私の話し方の本を読んでくださったり、話し方のトレーニングに来ていただいています。好きな人に話しているときは、誰もが上手に話しているのです。

黒木)そうですね。

永松)ですので、そこを意識して増やして行くほうが、結果的にいいのではないか。また、ゲームなどでも、レベルが上がると強敵が出て来ます。いきなり強敵を倒すために、話し方の訓練をするのはやめよう、まずはできるところを行うべきなのです。

黒木)話し方の入門書、基礎を学ぶための本でもあるということですか?

永松)最初は「このように話す」というようなスキルを並べていました。しかし、どうしても執筆がうまく行かないので、すばる舎の上江洲編集長に相談したのです。すると、上江洲編集長から「永松さん、話す上でいちばん大切なことは何だと思いますか?」と聞かれました。私は「メンタルだと思います。好きな人と話しているときは誰もが話し上手に話しているので、スキルよりもメンタルです」と答えましたら、「それで行きましょう」ということになりました。そう切り替えた瞬間、一気にこの本が書きあがりました。

『人は話し方が9割』著:永松茂久

永松茂久(ながまつ・しげひさ)/株式会社人財育成JAPAN 代表取締役

■大分県中津市生まれ。実業家。
■2001年、26歳で地元中津に夢のたこ焼き屋「天までとどけ。」を開店。わずか3坪で大行列をつくり、日商平均25万円を得るたこ焼き屋として有名に。
■2005年、生涯納税額日本一の大商人・斎藤一人氏と出会い、数々の教えを伝授される。
■その教えを活かし、数々のお店を経営し、大繁盛店に育て上げる。
■「一流の人材を集めるのではなく、いまいる人間を一流にする」というコンセプトのユニークな人材育成法には定評があり、全国で多くの講演、セミナーを実施。「人のあり方」を伝えるニューリーダーとして、多くの若者から圧倒的な支持を得る。
■現在は経営、講演だけではなく執筆、人材育成、出版コンサルティング、ビジネスコーチング、イベント主催、映像編集、ブランディングプロデュースなど数々の事業を展開。鹿児島県南九州市の「知覧ホタル館 富屋食堂」の特任館長も務める。
■2019年4月、東京に自社のセミナールームである「麻布『翔』ルーム」をオープン。同時に、自身の実業・出版・講演の経験をベースに、ここから飛び立つ人たちの育成スクールである「永松義塾」をスタート。
■著書多数。累計発行部数は130万部を突破。2019年9月には、すばる舎から『人は話し方が9割』を出版。

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