年末年始は、人気声優とともにディズニー映画を楽しもう!

【Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね 第960回】

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。

勇気、知恵、そして夢をあきらめない心。いつまでも色褪せない魅力と魔法が詰まっていて、世代を超えて愛され続けているディズニー映画。

新作が発表される度にどんなお話なのかが気になるところですが、日本語吹き替え版で誰がどのキャラクターを演じるのかも、常に話題の的となっています。

そこで今回は、人気声優で楽しむディズニー映画を4作品ご紹介します。

『ムーラン』

『ムーラン』豪華声優陣がムーランを守り、作品を盛り上げる

1998年に公開されたディズニー・アニメーションの傑作を空前のスケールで実写映画化した『ムーラン』。

愛する父の身代わりとなり、男性と偽って兵士となった少女・ムーランに待ち受ける運命を、スペクタクルな戦闘シーンとともに描いたファンタジー・アドベンチャーです。

日本語吹き替え版ボイスキャストとして、主人公のムーラン役に元宝塚歌劇団トップスターの明日海りお、実写版オリジナルキャラクターの魔女・シェンニャン役に小池栄子が抜擢されて話題となった本作ですが、ムーランと苦楽をともにする新兵たちに人気声優たちが名を連ねているのも興味深いところ。

ムーランにとって大切な味方のひとり・ホンフイ役は、映画『この世界の片隅で』の北條周作役などで知られる細谷佳正。優しく気弱なクリケット役は、「黒子のバスケ」の黒子テツヤ役をはじめ、数々の人気タイトルに参加している小野賢章。

粗野で少し乱暴なヤオ役に「ドラえもん」のジャイアン役でおなじみの木村昴。グループのリーダー格・ポー役は、「鬼灯の冷徹」で鬼灯を演じた安元洋貴。同じく新兵仲間のリン役を、「僕のヒーローアカデミア」などの話題作に出演する畠中祐が担当しています。

確かな実力を誇る豪華なメンバーが演じるキャラクターたちとムーランが織りなす掛け合いも、見どころのひとつですよ。

『アルテミスと妖精の身代金』

『アルテミスと妖精の身代金』

オーエン・コルファーによる小説「アルテミス・ファウル」シリーズを、『オリエント急行殺人事件』で監督・主演を務めたケネス・ブラナーが映像化した『アルテミスと妖精の身代金』。

伝説的な犯罪一家に育った12歳の天才少年アルテミスと、魔法やハイテクノロジーを駆使する妖精たちの戦いを描いたダークヒーロー・ファンタジーです。

主人公アルテミスの声を担当したのは、空前の大ヒットを記録している『鬼滅の刃 無限列車編』で竈門炭治郎を演じる花江夏樹。ハリのある少年ボイスがキャラクターとマッチし、ちょっぴり生意気な天才少年を表情豊かに体現しています。

そしてアルテミスの父親役を演じたのは、『ズートピア』のニックや『スター・ウォーズ』シリーズのオビ=ワン・ケノービなど、数々の代表作を持つ森川智之。

大注目の超人気声優と、“声優界の帝王”。その親子共演に注目してみて。

『クラウズ 〜雲の彼方へ〜』

『クラウズ 〜雲の彼方へ〜』

音楽の才能に恵まれながらも、癌を患い余命6ヶ月と宣告された17歳のアーティスト、ザック・ソビアックの実話を映画化した『クラウズ 〜雲の彼方へ〜』。人生の悲しさと美しさを心踊る音楽とともに奏でた、感動の人間ドラマです。

主人公のザック・ソビアック役は、声優としてはもちろん、舞台俳優や歌手としても活躍している入野自由。凛とした透明感のある美声が印象的な彼ですが、本作ではザックの揺れ動く繊細な心情を、多彩な表現で見事に演じきっています。

毎日を人生最後の日のように生きる“奇跡の物語”を、入野自由の声の演技とともに堪能して。

『アラジン』

『アラジン』ジーニーはやっぱり、山寺宏一!

ディズニー・アニメーション不朽の名作を、『シャーロック・ホームズ』シリーズで知られるガイ・リッチー監督が実写化した映画『アラジン』。

砂漠の王国アグラバーを舞台に、貧しい青年アラジンと、王宮の外の世界に自由を求める王女ジャスミン、そしてランプの魔人ジーニーが繰り広げる“願いを叶える冒険”を、空前のスケールで描いたファンタジー超大作です。

ジーニーをウィル・スミスが演じたことでも話題となった本作ですが、日本語吹き替え版では山寺宏一が担当。ディズニー映画は世界各国、それぞれの言語で吹き替えて上映されていますが、実は、アニメーション版と実写版の両方でジーニーを演じたのは、世界中でも山寺宏一だけとのこと。

数多くの洋画の吹き替え、アニメーション、殊にディズニー作品では欠かせない存在である山寺さんですが、『アラジン』の実写化が発表されたときは「(ジーニー役の)オファーが来なかったら、声優をやめよう」とも考えたとか。アニメ版と実写版、時を超えて挑んだ“山寺ジーニー”を聴き比べてみるのも、これまた一興です。

また『美女と野獣』や『シュガー・ラッシュ』シリーズ、アニメーション版『ムーラン』に『メリー・ポピンズ』など、“山寺宏一しばり”で作品を追いかけて観てみると、新たな発見に出会えるかも。

『ムーラン』

■ムーラン(実写版)

ディズニープラスで配信中(2020年12月4日より“見放題”で配信スタート)
監督:ニキ・カーロ
脚本:リック・ジャッファ、アマンダ・シルヴァー、ローレン・ヒネク、エリザベス・マーティン
製作:クリス・ベンダー、ジェイク・ワイナー、ジェイソン・T・リード、テンド・ナジェンダ
製作総指揮:ビル・コン、バリー・M・オズボーン
撮影監督:マンディ・ウォーカー
プロダクション・デザイナー:グラント・メイジャー
衣装:ビナ・ダイヘレル
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
日本版エンドソング:城南海「リフレクション」

【キャスト】
ムーラン:リウ・イーフェイ/明日海りお
タン司令官:ドニー・イェン/井上和彦
シェンニャン (魔女):コン・リー/小池栄子
皇帝:ジェット・リー/広瀬彰勇
ボーリー・カーン:ジェイソン・スコット・リー/咲野俊介
ホンフイ:ヨソン・アン/細谷佳正
ファ・ズー:ツィ・マー/原康義
クリケット:ジュン・ユー/小野賢章
ヤオ:チェン・タン/木村昴
ポー:ドゥア・ムーア/安元洋貴
リン:ジミー・ウォン/畠中祐

(C)2020 Disney
原題:Mulan
公式サイト https://disneyplus.jp/

『アルテミスと妖精の身代金』

■アルテミスと妖精の身代金

ディズニープラスで配信中
監督:ケネス・ブラナー
脚本:コナー・マクファーソン、ハーミッシュ・マッコール
製作:ケネス・ブラナー、ジュディ・ホフランド
製作総指揮:マシュー・ジェンキンス、アンガス・モア・ゴードン
出演:フェルディア・ショウ、ララ・マクドネル、ジョシュ・ギャッド、タマラ・スマート、ノンソー・アノジー、ジョシュア・マクガイア、ニケシュ・パテル、エイドリアン・スカーボロー、コリン・ファレル、ジュディ・デンチ

【日本語吹き替え版キャスト】
アルテミス・ファウル:花江夏樹
アルテミス・ファウル・シニア:森川智之
オパール・コボイ:関口雄吾
カンカー:大泊貴揮
ゴブリン・ボス:浦山迅
ジャスミン:松井暁波
ジュリエット:鷹雄葉月
スカイ・ウィロー:小若和郁那
チックス:虎島貴明
ドモボイ・バトラー:楠大典
ピーティ:相馬康一
フォーリー:新垣樽助
ブライアー・カジョン:関俊彦
ホリー・ショート:早見沙織
マルチ・ディガムズ:黒澤剛史
ルート司令官:谷育子
尋問男:綿貫竜之介
その他の声の出演:赤坂柾之、東内マリ子、斎藤寛仁

【日本語吹き替え版スタッフ】
制作監修:川埼裕子
演出:安江誠
翻訳:亀井玲子
録音/調整:安部雅博

(C)2020 Disney
原題:Artemis Fowl
公式サイト https://disneyplus.jp/

『クラウズ 〜雲の彼方へ〜』

■クラウズ 〜雲の彼方へ〜

ディズニープラスで配信中
監督:ジャスティン・バルドーニ
出演:フィン・アーガス、サブリナ・カーペンター、マディソン・アイズマン、ネーヴ・キャンベル、トム・エヴェレット・スコット、リル・レル・ハウリー

【日本語吹き替え版キャスト】
ザック・ソビアック:入野自由
サミー:白石涼子
エイミー:清水理沙
ローラ・ソビアック:大坂史子
ロブ・ソビアック:綱島郷太郎
アリ:鈴木咲
ウィーバー:駒谷昌男
グレース:田中有紀
サム:中尾智

【日本語吹き替え版スタッフ】
制作監修:川埼裕子
演出:小山悟
翻訳:桜井裕子
録音制作:(株)東北新社
録音制作:稲岡優香子

(C)2020 Disney
原題:Clouds
公式サイト https://disneyplus.jp/

『アラジン』

■アラジン(実写版)

ディズニープラスで配信中
監督:ガイ・リッチー
脚本:ジョン・オーガスト、ガイ・リッチー
音楽:アラン・メンケン
出演:メナ・マスード、ナオミ・スコット、ウィル・スミス、マーワン・ケンザリ、ナヴィド・ネガーバン、ナシム・ペドラド、ビリー・マグヌッセン

【日本語吹き替え版キャスト】
アラジン:中村倫也
アンダース王子:平川大輔
オマール:鈴木柊真
ジーニー:山寺宏一
ジャスミン:木下晴香
ジャファー:北村一輝
ジャマル:山本兼平
ダリア:沢城みゆき
ハキーム:宮内敦士
リアン:稲葉菜月
国王:菅生隆之

その他の声の出演:隈本吉成、渕上祥人、浅野まゆみ、安西康高、鈴木佐江子、岡崎昌幸、谷藤秀樹、原田真純、石塚勇、奥田もとい、風雅なおと、加藤拓二、吉野貴宏、掛川裕彦、大木理紗、内田ゆう、多田野曜平、桜木可奈子、田中英樹、立花敏弘、石原慎一、小宮和枝、和優希、露崎亘、里卓哉、内海安希子、徳森圭輔、宮下弘充、大澤和音、川島和子、齋藤裕美子、鈴木洋子、チューバック恵里子、メロディー・チューバック、山田洋子、大滝秀則、中野翔太、宮本聡之、IKKAN、aYano

【日本語吹き替え版スタッフ】
制作監修:川崎裕子
演出:中野洋志
翻訳:いずみつかさ
翻訳監修:Hubbert James
訳詞:もりちよこ
音楽演出:市之瀬洋一

(C)2020 Disney
原題:Aladdin
公式サイト https://disneyplus.jp/

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/

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