「働く上で重要な力」は子どもの頃に身につけさせる!のワケ

「働く上で重要な力」は子どもの頃に身につけさせる!のワケ

「働く上で重要な力」は子どもの頃に身につけさせる!のワケ

 子育てをしていると、ついつい「トップレベルの学力や技能をつけさせて、将来の活躍の場を広げて欲しい」と思ってしまいますが、社会に出て最初に求められる力は、もっと基礎的なものだったりするようです。

 ゼネラルリサーチが全国20〜30代のオフィスで働く男女1,114名を対象に行ったインターネット調査「若手社員が望むオフィススペースに関するアンケート」の結果、「働く上で必要だと思う力は何ですか?」という問いに集まった意見の上位3つは、「コミュニケーション力(48.6%)」、「信頼関係(18.9%)」、「チームワーク(13.3%)」でした。

 仕事を進める上での知識や技能が求められることはもちろんですが、持てる力を十分に発揮するためには、自身のアイデアや提案に賛同されたり、信頼を得て任せられたり、仕事を進めていきながら状況に応じたコミュニケーションで方法や方向性を調節したりしていかなければならないことが多々あります。そのためには、「この人なら育てがいがある」と思ってもらえることも大きなスキルの一つですし、他にもコミュニケーション力や表現力、行動力、意欲、やりとげるまで諦めない力などの資質が求められます。

 逆にいえば、コミュニケーション力や上司との信頼関係を築く力は、新入社員が入社後に痛感する「大きな壁」になり得るということでもあります。知識や技能は何歳からでも挽回できますが、人格やコミュニケーション力はそうはいきませんから、子ども時代からコミュニケーション力に自信を持たせ、協調性を身につけさせておきたいものです。

 また、相手とのコミュニケーションだけではなく、抜け漏れなく仕事を完遂するためにはどんな工夫が必要かを自問自答するといった、自分とのコミュニケーション力も重要です。そうしたモチベーションの高め方などを知っている人は、自己コントロールも上手です。

 筆者も、部下からの相談でよく受けるのが、人間関係やコミュニケーションの仕方についての悩みです。でも、これには正解や絶対的な方法があるわけではないところが難しいところ。お互いにとってよりよい方法をみつけていくには忍耐力も必要ですから、小さなうちからたくさんの経験を積ませたいものです。仕事だけでなく、友人関係や恋人・家族との関係性構築にも大いに役立つ力ですから、幼少期から重要視して鍛えていきたいですね。

(Nao Kiyota)

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