松屋銀座で開催中の『大ベルセルク展』ケンコバが原画を堪能「光と影という物語のテーマが凝縮されている」

故・三浦建太郎の傑作マンガ『ベルセルク』の単独大規模作品展「大ベルセルク展〜三浦建太郎 画業32年の軌跡〜」が、松屋銀座にて10月4日まで開催中です。

本作品展は昨年、東京の池袋から始まり、大阪、名古屋を経て再び東京に戻ってきた。展示内容は、連載時の直筆原稿にカラー原画などを作中の時系列に合わせて展示、各種スタチューやジオラマに三浦氏の仕事場の再現など、貴重な展示物が数多く展示されている。『ベルセルク』という作品の偉大さを噛み締めることのできる貴重な展示会。本作品展を、大のベルセルクファンであるケンドーコバヤシ氏が体験!そのレポートをお届けします。

本作品展の目玉は、「蝕」の大型ジオラマ。ゴッド・ハンドが現出する異様な空間を再現したこのゾーンは、鬼気迫る迫力があり思わず言葉を失くしてしまう。ゴッド・ハンドのフィギュアも飾られており、その驚異的な造形をじっくりと堪能できます。

ケンコバさんは、「職場や学校で追い詰められてる人は、このゾーンを通る時は気を付けてほしい。生贄をささげしまいそうになるかも」とこのゾーンの魅力を解説。また、「原作の始まりにこうやってつながるのか」とその構成の上手さに脱帽したという当時の感想を語ってくれました。

そして、「蝕」ゾーンと並ぶ目玉スポットが、クラウドファンディングで1300万円以上を集めて制作された巨大ゾッド像だ。ケンコバさんの一番のお気に入りのキャラクターがゾッドだそうで、本物を見て大興奮。「今にも動き出しそう、作中みたいに天井突き破って銀座で暴れ出しそうや」とポツリ。

ゾッド関連は原画もフィギュアも充実。人間体と使徒の状態の造形物が並べられており、ケンコバもその完成度の高さに感嘆させられていた。壮絶な場面ばかりではなく、エルフのパックのコミカルバージョン「栗パック」がたくさんいる「栗パックの森」のジオラマなど、癒される展示もあって、緩急バランスの取れた内容となっています。また、ガッツの大剣「ドラゴンころし」と撮影できるフォトスポットもも。ガッツになりきって写真撮影を楽しもう。

原画の展示は作中の時系列順に展示されている。三浦氏の緻密な作画を余すところなく堪能できるように見やすく配置されており、ケンコバも食い入るように細かいところまで観察。「見開きの大ゴマとか改めて見るとすごい迫力です。陰影もすごくて、光と影という物語のテーマが凝縮されている」とファンならではの深い視点を披露。

強烈な印象を与える原画が多いが、ガッツとグリフィスが決闘する名場面の美しいシーンや妖精郷の原画など、息をのむ美しい原画も数多く展示されている。どれもこれも見逃せないものばかりだ。さらに、原画以外にもフィギュアなどの造形物も豊富に展示されていて、作品を立体的に楽しませてくれます。

展示の最後を締めくくるのは三浦氏の仕事場の再現コーナー。三浦氏はスタジオ我画で集まって作業するスタジオの他、1人で籠って構想を練るために部屋も持っていたそうで、今回再現されたのは構想を練るための部屋だ。『ベルセルク』の物語が生み出された部屋を目の当たりにしてケンコバさんも感無量といった表情。机には様々な資料の他、好きなキャラクターのフィギュアなども飾られています。その隣には、三浦氏の生前のインタビュー映像が。2020年末に撮影されたものだそうで、本展に対する想いなどが聴くことができる。穏やかな表情で質問に答える三浦氏の姿は、胸が締め付けられます。

来月には『ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION』の放送も控えており、再び盛り上がりを見せる『ベルセルク』の魅力が詰まった展示会。お見逃しなく!

【「大ベルセルク展 ~三浦建太郎 画業32年の軌跡~ 銀座Edition」開催概要】 会期:10月4日(火)まで好評開催中 会場:松屋銀座8階イベントスクエア 開場時間:午前10時00分~午後8時00分 <9月25日(日)、10月2日(日)は午後7時30分、最終日は午後5時閉場> ※入場は閉場の1時間前まで 主催:「大ベルセルク展」実行委員会 協力:フィールズ 後援:TOKYO MX 展示協力:株式会社謙信(ART OF WAR) 株式会社プライム1スタジオ 株式会社マックスファクトリー

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