「トーカ」を演じる山本舞香にとにかく痺れた『東京喰種 トーキョーグール【S】』:映画レビュー

2018年7月に「東京喰種トーキョーグール:re」の最終巻(16巻)発売により完結を迎えた、全世界累計発行部数4400万部を誇る超人気コミックス。2017年7月には実写映画『東京喰種 トーキョーグール』が世界29ヶ国で公開され今もなお拡大中であり、世界的な大ヒットを記録しています。実写映画続編となる『東京喰種 トーキョーグール【S】』が現在大ヒット上映中です。

【ストーリー】人を喰らわないと生きられない【喰種】が跋扈する街・東京。不慮の事故により、【半喰種】になってしまったカネキ(窪田正孝)は、葛藤を抱えながらも、喰種たちが集う喫茶店「あんていく」でトーカ(山本舞香)や、芳村(村井國夫)や四方(蜿r太郎)、ヒナミ(桜田ひより)とともに、ささやかながら幸せな毎日を送っていた。
そんなある日、突然現れた男・月山習(松田翔太)。厄介者だから近づくなとトーカに忠告されるも、次第に距離を縮めたカネキは、とある場所に招待される。そこは、ウタ(坂東巳之助)とイトリ(知英)から聞かされていた秘密の【喰種レストラン】。
月山は美食家〈グルメ〉と呼ばれる、史上最悪な喰種だったのだ─。
【半喰種】であるカネキの香りにただならぬ執着を見せ、喰らうためにはどんなことも厭わない月山。その魔の手は、次第に周りにも及び始め、ニシキ(白石隼也)の恋人・貴未(木竜麻生)が誘拐されてしまう。そしてカネキは廃教会へと呼び出され…。
果たして、カネキは大切な仲間たちを守り抜くことができるのか!?

主人公・カネキを演じた窪田正孝をはじめ、原作の雰囲気を見事に表現した『東京喰種 トーキョーグール』から2年、月山役に松田翔太が起用され“コミックス再現度”はさらにアップしたのでは? と期待されていた本作。正直な感想から言うと、前作よりパワーダウンを感じてしまったのが残念でした。

そう感じた主な箇所はアクションシーンとスピード感。前作のアクションシーンがとてもカッコ良かったので、期待度が高かった、というのもあるのですが、「もっと行けるだろ、グール!!」と要所要所で感じてしまったことは正直に伝えておきます。

しかし!! 筆者が本作で大興奮したのが、トーカ(霧嶋董香)役の山本舞香さん。前作では清水富美加さんが演じており、主要キャラでありながらキャスト変更になったわけで、清水富美加さんのトーカも素晴らしかったのですが、個人的には山本舞香さんは完全に超えていたと思います。

トーカというキャラクターのクールで強くカッコいいのに、内面は包みこむ様な優しさがあるという、魅力的なキャラクターを山本さんは絶妙なバランスで演じていました。強くまっすぐな眼差しも、喰種である自分に葛藤しながらも仲間たちを守りたいという、複雑な心情を表現している様です。

山本舞香さん、もともと注目している女優さんだったのですが、このトーカ役で大大大好きになってしまいました。原作のファンの方、前作の実写映画が好きな方もぜひ山本さんのトーカにご注目を。あ、ちなみに本作を観る前には原作の知識や、前作の映画を観るのを絶対的にオススメします!(というか観ないと魅力半減かも……)

http://tokyoghoul.jp

<作品情報>
タイトル:東京喰種 トーキョーグール【S】
原作:石田スイ「東京喰種トーキョーグール」(集英社ヤングジャンプ コミックス刊)
監督:川崎拓也 平牧和彦
脚本:御笠ノ忠次
主題歌:女王蜂「Introduction」(Sony Music Associated Records)
出演:窪田正孝 山本舞香 鈴木伸之 小笠原海 白石隼也 木竜麻生 森七菜 桜田ひより 村井國夫/知英 マギー ダンカン 蜿r太郎 坂東巳之助 新田真剣佑/松田翔太
配給:松竹
(C)2019「東京喰種【S】」製作委員会 (C)石田スイ/集英社

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