【今日の一冊】the four GAFA 四騎士が創り変えた世界


the four GAFA 四騎士が創り変えた世界
スコット・ギャロウェイ,渡会圭子(訳) (東洋経済新報社)


レビュー

グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン。これらの企業とまったく関わりをもたずに生活している人は、おそらくほとんどいないだろう。この20年ほどでテクノロジー界の「四騎士」は大躍進し、世界のあり方を大きく変えた。
本書は「四騎士の時代」のいまとこれからを考えるものである。四騎士の出自や戦略を分析することは、デジタル時代のビジネスへの理解に直結すると著者は主張する。四騎士はテクノロジーを駆使し、人間の本能を利用し、法の抜け道をくぐって成功してきた。四騎士の事業である検索、ブランド、ソーシャルネットワーク、小売りのあり方を考えることは、現代のビジネスそのものを考えることだといっても過言ではない。
本書では四騎士それぞれのビジネスについて詳細に考察されているほか、「第五の騎士」になり得る企業の検討、四騎士以後の世界で生き延びるために必要なスキルなども紹介されており、読み応えたっぷりである。
輝かしい成功の裏で、情報管理の問題や技術の盗用、さまざまな責任逃れや脱税など、多くの負の側面を抱えている四騎士。彼らの登場によって便利な生活を手に入れた一方で、わたしたちは何を手放してきたのだろうか。
日々変化するデジタル時代を生きる、ビジネスパーソン必読の一冊だ。

本書の要点

・グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンの「四騎士」は世界のあり方を大きく変えた。その影響を避けることはできない。テクノロジーに興味がなくとも、「四騎士」を理解することは、デジタル時代の今後を生き抜くために不可欠である。
・四騎士は、差別化した製品、大きなビジョン、高い好感度、膨大なデータとそれを活用するAIという点で、大きな成功を収めている。
・グローバル化した四騎士以後の世界では、超優秀な人材のチャンスが増える一方で、「凡人」は苦戦を強いられることになる。

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