【今日の一冊】「超」独学法


「超」独学法
野口悠紀雄 (KADOKAWA)


レビュー

近年、独学がブームになっている。社会の変化が激しく、知識の賞味期限が短くなってきているなか、常に学び続けることが必要になっているのだろう。
しかし、勉強の必要性は認めながらも、なかなか踏み出せない人は多い。勉強と聞いて思い浮かべるのが学校だからだろう。宿題やテストなど、ウンザリするような言葉が連想されてしまう。社会人になってから学ぶにしても、資格取得などのための各種学校や英会話スクール、社会人教養講座などに通う人が多く、「勉強は学校で」というのが常識のようになっているのではないだろうか。
これに対して著者は、社会人にとっては学校での勉強よりも独学のほうが効率的であるという。本書では、独学の効用が示されるとともに、独学を始め、継続するための方法が紹介される。
独学は、新しい時代の新しい勉強法だ。勉強してキャリアアップに役立てたいと思っていても、いざ勉強するとなると何から始めればいいか分からないし、忙しくて続けられそうにない──そんな人にピッタリなのが「独学」だ。好きなことを、自分のペースで、好きな時間に学べるからである。本書で紹介されているような独学のポイントを踏まえて学び続け、能力を高めていく人が、これからの社会で活躍できる人だろう。ぜひ、本書から独学の方法論を学び取り、今後のキャリアに役立ててほしい。

本書の要点

・独学は、次の3つからはじめよう。(1)分からない言葉を検索して調べること、(2)新聞の第3面までの見出しを毎日チェックすること、(3)SNSで検索することだ。
・スクールに通うよりも独学のほうがいい理由は、人それぞれ学ぶべき内容が異なるからだ。たとえばパソコン教室では、あなたにとって必要な機能はごく一部であっても、すべての機能が説明される。
・独学を継続するために必要なのは、(1)ハッキリした目的を持つ、(2)強いインセンティブを持つ、(3)勉強の楽しさを活用する、(4)時間を確保するの4つだ。人に教えるのもいい。

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