【今日の一冊】 マイクロソフト 再始動する最強企業


マイクロソフト 再始動する最強企業
上阪徹 (ダイヤモンド社)


レビュー

マイクロソフトをゼロからつくりかえる――。従業員12万人、売り上げ10兆円の世界最大のソフトウェア会社で、大変革がおこなわれた。本書はマイクロソフトがいかにそのような変革を成し遂げ、どんな未来を生み出そうとしているかを明らかにするものだ。
以前のマイクロソフトはスマートフォン時代に乗り遅れ、競争力も低下していた。そんな会社が “復活”した背景には、3代目CEOサティア・ナデラ氏の存在がある。マイクロソフトはナデラ氏の下で、自社の存在意義を問い、未来を定義し、ミッションを見直した。そしてそのミッションを実現させるべく、新たなカルチャーを会社に浸透させていった。これこそがマイクロソフト変革の大きなカギだという。
マイクロソフトの展望は明るい。今後のカギとなるテクノロジーはいうまでもなくAIだが、マイクロソフトはAIの最先端企業であり、そういう意味でも大きなアドバンテージがある。
また働き方という面でも注目に値する。日本マイクロソフトは、日本で働き方改革にもっとも成功している企業のひとつだ。フレキシブルな働き方を推し進め、他社を圧倒的に凌駕する生産性を誇る。その仕組みを知ることは、日本のビジネスパーソンにとっても大いに役に立つだろう。
マイクロソフトは滅びゆく恐竜ではなく、進化しつづける怪物なのである。


本書の要点

・マイクロソフトはソフトウェアビジネスから、クラウドビジネスへの大転換をおこなった。しかしこれだけで会社が変わったのではない。
・自社の存在意義を問い、未来を見定めたうえで、ミッションを見直した。そしてそれを実現させるためのカルチャーを会社に浸透させていった。これこそがマイクロソフトの大きな変革のカギである。
・少ないリソースで多くの仕事をし、それを持続可能な状態にすること。それが働き方改革の肝である。


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