【今日の一冊】 コミュニティをつくって、自由に生きるという提案


コミュニティをつくって、自由に生きるという提案
マツダミヒロ (きずな出版)


レビュー

価値観の多様化が進む現在、窮屈さを感じながらも生活していくために、会社に属して働いている人も多いだろう。本書のタイトルにある「自由に生きる」という言葉に、憧れを抱く人も多いのではないだろうか。
一方で会社も、本書のテーマである「コミュニティ」の一つだ。ただ、多くの会社組織が本書でいうところのコミュニティと違うのは、「給料」というお金による強制力が働いている点である。普通の会社では、ビジョンを掲げていても、それがメンバーの熱狂や共感を生み出していることは少ない。結果として、団結力の弱いコミュニティが多いのが現状だといえる。それにより、何か満たされなさを感じている人もいるのではないだろうか。
では、ビジョンを共有できる人だけが集まるコミュニティでビジネスをし、生活をしていけたらどうか。そう考えるだけでワクワクするという人にとって、本書は宝の山といえるだろう。理想を実現するためのマインドや、コミュニティを通して具体的に集客につなげる方法などが詳しく紹介されている。
人生の自由度や、自分の能力を活かすチャンスは、コミュニティをつくり出す側にまわると圧倒的に多くなる。著者のメッセージにふれると、そう痛感するはずだ。本書で学べる、持続可能なコミュニティづくりのエッセンスは、一生モノの財産になってくれるだろう。


本書の要点

・コミュニティをつくるには、まず人間関係をつくる力を磨くことが大事である。そのうえで、「ファン」「お金」「時間」「能力と経験」という4つのリソースが必要となる。コミュニティの対象者が興味を持ちそうなイベントを開催することで、それをビジネスにつなげることが可能だ。
・コミュニティではお客様の「生の声」を集められる。それを反映する商品やサービスを生み出せば、必ずそれを求める人がいる。
・「自立型」のコミュニティを構築することが大事である。


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