【今日の一冊】自己実現できる働き方のヒント あたりまえを疑え。


あたりまえを疑え。
澤円 (セブン&アイ出版)


レビュー

「全社員が同じ時間に出社しなければいけない」など、世の中にはさまざまな「あたりまえ」が存在している。たとえば、地方で暮らしていると、都会に比べてチャンスが少ないと感じる人もいるかもしれない。もちろん都会には人口が集中していて、チャンスも多いだろう。しかし実際には、多くの人が自分の力を発揮できずに埋もれている。その一方で、地方に住むメリットを生かして、都市よりも刺激的な仕事をしながら、幸せに生きている人もいる。「田舎だからうまくいかない」などと、自分で勝手に決めた「あたりまえ」から離れなければ、自分の殻に閉じこもってしまうだけである。
このように、すぐに「思うようにいかない理由」が頭をよぎるかもしれない。しかし、「○○だから無理」と思った瞬間、そこから前進することはない。大切なことは、そんな思い込みを捨てて、「どうすればできるのだろう?」と考えることだ。世の中の「あたりまえ」に対して疑問を持ったとき、人は大きな成長への転換点を迎える。
本書の著者である澤円氏は、「時間・タスク」「ルール・慣例」「コミュニケーション」「マネジメント」「自分自身」における「あたりまえ」に疑問を呈する。そのうえで、役に立たないあたりまえをズバッと切り捨て、成長を遂げていくための考え方と具体的なノウハウを紹介する。
本書を読むことで、自分のなかで勝手につくった「あたりまえ」をかなぐり捨てることができるだろう。自己実現に向けた新たな一歩の始まりである。


本書の要点

・人生の残り時間を増やすことはできない。時間の有限性と貴重さを理解できれば、時間の使い方が丁寧になるし、その時間をもっと有意義に過ごそうとするだろう。
・できるタスクとできないタスクを把握し、自分が得意なことに集中しよう。その間、他の人にはその人が得意なタスクを担当してもらう。これを「時間の貸し借り」という。
・自分の得意分野をつくるためには、「外のものさし」を持つことが重要だ。「外のものさし」によって自分を客観的に評価すれば、自分が提供できるバリューが見えてくる。


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