【今日の一冊】 ささいなことに動揺してしまう敏感すぎる人の「仕事の不安」がなくなる本


ささいなことに動揺してしまう敏感すぎる人の「仕事の不安」がなくなる本
みさきじゅり (秀和システム)


レビュー

「感情の起伏が激しい」「ちょっとしたことでひどく動揺してしまう」「他人の気分に左右されやすい」「人と接するのが大好きなのに帰宅後はぐったりする」「子どものころから『敏感だ』『内気だ』と言われてきた」……。「これは自分のことだ」と思ったら、本書を手に取ってほしい。本書はこうした「敏感すぎる人=HSP」のために書かれたものだ。
HSPは刺激や感情に敏感で、他の人よりも多くの情報を取り込んで処理しているのだという。そのため作業にとりかかるまでに時間がかかり、「仕事が遅い」などと評価されがちだ。自身もHSPだという著者は、こうしたHSPの悩みや「自分はおかしいのではないか」という不安に寄り添い、言語化することで、自己理解と問題解決のためのヒントを示してくれる。
本書の特徴は、HSPの悩みの中でも「働き方」や「キャリアプランニング」に注目している点だ。仕事や働き方の選択肢はこれまでよりもずっと多様化している。本書には、HSPの特徴をよく理解し、自分のやりたいことを明確にすることで、「自分らしく」働ける仕事は必ず見つかるという強いメッセージが込められている。
今の仕事がしっくりこない、なぜかわからないが毎日疲れてしまうという人は、本書のHSPセルフチェックを試してみてほしい。大切なのは自己理解だ。自分の中のモヤモヤに名前が与えられることで、解決への道がひらけるかもしれない。


本書の要点

・HSPとは、「敏感すぎる人」のことだ。病気や障害のように「治療」するものではなく、状況によって使い分けられるものでもない。受け入れ、現実との折り合いをつけていかなければならない。
・HSPは、深く納得しなければ次のステップに進めない。自分のペースがあり、作業工程を理解するまで時間がかかるが、一度全体を把握すると高い成果をあげることができる。
・自分に合った環境やペースを明らかにして、自分らしく働ける仕事を見つけることが重要だ。


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