【今日の一冊】新しい世界基準「リファラル採用」の教科書 知らない人を採ってはいけない


知らない人を採ってはいけない
白潟敏朗 (KADOKAWA)


レビュー

最近、「リファラル採用」という言葉を耳にすることが増えた。リファラル採用とは、社内外の人脈を通して行う採用活動のことで、メルカリやサイバーエージェントなどといった名だたる企業が実践しているという。
とはいえ、もし自分が所属している会社がリファラル採用を始めたら、いろいろな疑問が出てくるだろう。少し考えただけでも、「自分が紹介した友人・知人が不採用になったらどうしよう」「一緒に働きたい友人・知人がいるが、彼(彼女)に対してどのように自社の魅力をアピールすればいいのか」「自社が抱える課題をうまく候補者に伝えられるだろうか」などといった疑問が浮かぶ。これらの疑問はきっと、どこの企業においてもリファラル採用のボトルネックになるものだろう。
本書では、こうしたボトルネックを解決する糸口が提示される。著者の白潟敏朗氏は、リファラルリクルーティング株式会社の代表取締役社長として、数々の企業のリファラル採用を支援してきた。本書に紹介されている成功事例を見ると、リファラル経由の内定率が100%だという企業や、リファラル採用で新卒社員を獲得した企業もあるというから驚きだ。
本書を読めば、リファラル採用のすべてが理解できるだろう。特に経営者や採用部門の責任者にとっては、これからの自社の採用戦略を検討するうえで、必読の一冊だといえる。


本書の要点

・リファラル採用とは、「社内外の信頼できる人脈を介した、紹介・推薦による採用活動」のことだ。縁故採用とは異なり、紹介だからといって無条件に採用するわけではなく、面接を通して入社の可否を判断する。
・リファラル採用を持続的に成功させるためには、「アピールブック」「リファラル採用の仕組み構築」「社長目線のリクルーター」の3つの条件をクリアする必要がある。
・求める人材像は、「自社に合う人柄(マインド・カルチャーフィット)」と「自社で活躍するために必要なスキル(スキルフィット)」という2つの軸ですり合わせておくとよい。


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