【今日の一冊】学校では教えてくれない新時代の必須スキル 僕たちは14歳までに何を学んだか


僕たちは14歳までに何を学んだか
藤原和博 (SBクリエイティブ)


レビュー

先が見えない時代といわれて久しい。ひたすら勉強をして良い大学、大企業に入れば人生安泰。そんな時代はとうに終わった。AIが私たちの仕事を奪いつつあるといわれる。それでは、今の時代を生き抜くための「頭の良さ」をどうすれば身につけられるのか?
そのヒントとなるのが、従来とは違った方法で成功した、現代の「革命家」たちだ。キングコングの西野亮廣氏、ホリエモンこと堀江貴文氏、SHOWROOMの前田裕二氏、DMMの亀山敬司氏。彼らは生まれ育った環境も職業も年齢もバラバラ。しかし、それぞれの分野で新しいものを創造し、社会に影響を与えている。本書は、「革命家たちが14歳までの多感な時期をどう過ごしてきたか」を、藤原和博氏がインタビューし解説するという贅沢な一冊だ。
著者によると、彼らの共通項は「根拠のない自信」だという。未知の世界へ踏み出し、無謀にも思えるアクションを起こし、常に軌道修正を重ねる。この習性は「根拠のない自信」がなければ成り立たない。彼らは14歳までに何を経験し、「根拠のない自信」をつけたのか。そしてそれがどう実を結んだのか。
学校は社会生活の基礎を作る場である。しかし、才能を突出させるキッカケとなる場は、家庭環境やストリートであることが多い。子育て中の方はもちろん、彼らの成功の秘訣を知りたいという方にも、本書をぜひお読みいただきたい。それぞれの子ども時代から導き出される「回答」に、何らかのエッセンスを見出せるだろう。


本書の要点

・「自分のいいと思うもの」を一方的に伝えても、人の心は動かない。まずは真剣に相手の立場になって考えること。「他者目線」になることで人の心を掴み、勝ち上がることができる。
・お客さんとの間に特別な絆をつくり、価値ある体験を提供すれば、お客さんはお金を払ってくれる。
・血の繋がらない年長者との「ナナメの関係」が人を育てる。「ナナメの関係」が豊かな子どもは、人間関係の揺れにも強い。
・突出した業績を上げている人は「情報編集力」が高く、10歳までにちゃんと遊んできた人である。


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