【今日の一冊】 まず、この質問で雑談はうまくいく


まず、この質問で雑談はうまくいく
青木毅 (朝日新聞出版)


レビュー

「『質問』さえできれば、話術も、雑学も、社交性もいらない」。家族や同僚、友人とのコミュニケーションに悩むことの多い現代において、本書の帯コピーを魅力的に感じる人は多いのではないだろうか。
書店のビジネス書のコーナーを訪れれば、数多くの「コミュニケーション」に関する書籍が並べられている。しかしどれも、実際に試してみるにはハードルが高すぎるように感じられ、自分には合わないような気がする……そのような経験がある方にこそ、本書を手に取ってみてほしい。
本書は、「あがり症・話し下手の伝説の営業マン」こと青木毅氏が著した、「質問型コミュニケーション」の入門書である。著者の青木氏は、1000名以上のセールスパーソンが在籍する会社にて、5年間の累計業績1位の座を獲得。全世界2500社の代理店の中から大賞に選ばれるなど、輝かしい業績を持つ人物である。しかし、学生時代は会話が苦手で、コミュニケーション能力に自信がなかったという。その著者が営業活動を通じて身につけた手法が、本書で紹介されている「質問型コミュニケーション」だ。
「質問型コミュニケーション」は、現在のあなたの話し方のスタイルを変える必要はなく、いまの自然な状態のままで活用できる方法だ。新しい話し方を習得しなくてもよい。雑学を覚えたり、身振り手振りを加えたり、明るく元気に振る舞ったりする必要もない。ビジネスパーソンだけではなく、コミュニケーションがうまくいかないとお悩みの方に、ぜひ取り入れてほしい手法が満載だ。


本書の要点

・日本人の多くが、コミュニケーションの重要性を感じながらも、コミュニケーションに自信がない状態だ。
・「質問」をすることで、誰とでも臆せず、気楽に会話ができるようになる。質問をされて嫌な気分になる人は少なく、むしろ喜ばれるものだ。
・「質問」に加えて「共感」を示すことで、コミュニケーションが円滑になる。
・「指示」「命令」の代わりに「質問」を活用することで、より正確に情報を把握し、相手の意見を引き出し、行動を促すことができる。


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