【今日の一冊】 印象はしゃべらなくても操作できる


印象はしゃべらなくても操作できる
木暮桂子 (サンマーク出版)


レビュー

ビジネスシーンにおいて、多くの人はコミュニケーション能力を重要視している。自分の伝えたいことが正しく伝わるようにと、話し方やプレゼンのレッスンを受ける人も多い。だが実は、話す前から、人は見た目の印象で判断されているのだと著者はいう。
コミュニケーションの中には、言葉を使った言語的なコミュニケーションの他にもうひとつ、しぐさや姿勢、表情、装いなど、主に見た目の印象のことを指す「非言語コミュニケーション」が存在する。「人を見た目で判断してはならない」と考える人は多いが、その人を信頼できるか、ビジネスパーソンとして仕事ができそうかどうかを、誰もが見た目の第一印象で判断しているという。そしてその印象を覆すには、多大な労力が必要になる。
せっかく言語的なコミュニケーションを磨いても、話をする前からマイナスの印象を相手に与えてしまっては、チャンスを手放すことになってしまう。本書は、日本ではまだあまり注目されていない「非言語コミュニケーション」に焦点を当て、しぐさや装い、表情、声など、項目ごとに具体的な改善策とトレーニング方法を紹介している。著者は、ビジネスアピアランスコンサルタントとして数万人の「外見」を激変させてきたというから、信頼性は抜群だ。
本書の内容を実践すれば、たちまち周囲に与える印象が変わるはずだ。そして、信頼されるビジネスパーソンとして、成果を出すことができるだろう。


本書の要点

・第一印象が及ぼす影響は大きい。その印象の大半は、見た目やしぐさ、振る舞いなどといった非言語コミュニケーションがもたらしている。
・表情は、相手がどのような人であり、どんな状況にあるのか、どう思っているのかを判断する材料になる。表情をコントロールし、相手に誤解を与えないようにしたい。
・非言語コミュニケーションは、究極的には相手への気遣いだといえる。そしてそれは、仕事にもしっかり気を配れる人だというメッセージにもなりえる。


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