ツーリングに出たくなる!中免でも乗れるアドベンチャーバイク6選

ツーリングに出たくなる!中免でも乗れるアドベンチャーバイク6選

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近年、世界的に人気が高まっているのが”アドベンチャー系”と呼ばれる長距離ツーリングも余裕でこなせるタイプのバイク。元々は大陸横断的なツーリングをするヨーロッパのライダーに愛されてきたジャンルですが、近年は国産モデルでも選択肢が増えてきました。

大排気量車がメインのカテゴリーではありますが、最近は小排気量車もラインナップが充実してきていますので、普通自動二輪免許(中型免許)で乗れる排気量400cc未満のアドベンチャーバイクを集めてみました。

 

■長距離ツーリングも快適にこなせるのが特徴

アドベンチャーバイクに明確な定義があるわけではありませんが、オフロードバイクのようなアップライトなポジションの車体に、カウルを装備しているのが基本的なスタイル。上体が起きたライディングポジションで長距離を走っても疲れにくく、高速走行時にライダーに当たる風を防いでくれるので遠距離のツーリングには最適なパッケージです。

元をたどればオフロードを長く走るラリーマシンに採用されていたスタイルで、未舗装路の走行を視野に入れたモデルが主流でしたが、近年はオンロードをメインステージとするモデルも増えています。ホイール径や履いているタイヤなど、足回りの装備が異なるので、ツーリング先でオフロードを走る可能性がどのくらいあるのかに合わせて選ぶのが良いでしょう。

オンロード向けのタイヤを履いたモデルでも、通常のロードモデルに比べると未舗装路も走りやすいので、ちょっとした砂利道程度であれば問題なく通過できるのも、アドベンチャー系のマシンが人気を集めている理由のひとつです。

 

 
1. ホンダ「CRF250 RALLY」

ルーツであるラリーマシンの雰囲気を色濃く残し、本格的なオフロード走行もこなせるのがこのマシン。ホイール径は前21インチ、後18インチでタイヤもオフロード指向のものを履いています。2020年11月にフルモデルチェンジし、軽量化や最低地上高のアップなどさらにオフロードの走行性能を高めました。

オフロードマシンの「CRF250L」をベースとし、ダカール・ラリーに参戦するレーシングマシン「CRF450 RALLY」をイメージした外装を纏っているだけあり、オフロードの走破性は折り紙付き。さらに前後サスペンションのストロークを50mmアップさせた「CRF250 RALLY<s>」も用意されています。荒れた林道を通過するだけでなく”楽しみ”たいライダーにおすすめのモデルです。

<SPECIFICATIONS>
ボディサイズ:L2200×W920×H1355mm
車両重量:152kg
エンジン:249cc 水冷単気筒気筒 DOHC
トランスミッション:6速MT
最高出力:24馬力/9000回転
最大トルク:2.3kgf-m/6500回転
価格:74万1400円

 
2. ホンダ「400X」

普通自動二輪免許で乗れる最大排気量である400ccの2気筒エンジンを搭載し、余裕のあるのある走りを実感できるのが「400X」。「CRF250 RALLY」に比べるとオンロード向けの設計ですが、19インチと大きめのフロントホイールを採用し、ちょっとした未舗装路であれば難なく走破できる性能を持っています。

精悍なフォルムのカウルを備え、ウインドスクリーンは2段階に高さ調整が可能。バランサーを備えた2気筒エンジンは、コンパクトながらスムーズな回転上昇と低振動を兼ね備え、ゆとりのあるライディングポジションと相まって長時間のライディングも快適にこなせます。高速道路を使って長距離ツーリングをしたい人には最適な選択肢でしょう。

<SPECIFICATIONS>
ボディサイズ:L2140×W825×H1380mm
車両重量:196kg
エンジン:399cc 水冷直列2筒気筒 DOHC
トランスミッション:6速MT
最高出力:46馬力/9000回転
最大トルク:3.9kgf-m/7500回転
価格:82万6100円

 
3. カワサキ「VERSYS-X 250 TOURER」

250ccながら2気筒エンジンを搭載し、パニアケースやフォグランプなどのアドベンチャーをイメージさせるオプションも充実しているのがこちら。フロント19インチ、リア17インチのスポークホイールを装備し、「ANY ROAD ANY TIME」というコンセプトのもと、ちょっとした未舗装路は走れてしまう走行性能も有しています。

スポーツモデルと同様のデュアルスロットルバルブを備えたエンジンはスムーズな回転フィーリングとリニアなスロットルレスポンスを両立。エンジンからの熱気をライダーに当たらないようにサイドカウル下部の開口部から排出するように導くなど、ライダーにやさしい設計が特徴です。

<SPECIFICATIONS>
ボディサイズ:L2170×W940×H1390mm
車両重量:183kg
エンジン:248cc 水冷並列2筒気筒 DOHC
トランスミッション:6速MT
最高出力:33馬力/1万1500回転
最大トルク:2.1kgf-m/1万回転
価格:70万4000円(フラグメントカモグレー×メタリックフラットロウグレーストーンのカラーは72万500円)

 
4. スズキ「Vストローム250 ABS」

スズキのアドベンチャー系の人気シリーズ「Vストローム」の末弟に位置するこちらのモデルは、どちらかというとオンロードでの走行性能にフォーカスした設計。ホイールは前後とも17インチのキャストタイプで、舗装路でのグリップと軽快なハンドリングを実現しています。

くちばしを思わせるデザインのフロントカウルはシリーズ共通のアイコンになっていますが、これもラリーモデルから受け継いだもの。250ccクラスながら、大排気量モデルのような迫力ある車格となっています。それでいて、フラットトルクなエンジンは街乗りでも扱いやすく、長距離ツーリングだけでなく日々の通勤などにも使えるフレンドリーさです。

<SPECIFICATIONS>
ボディサイズ:L2150×W880×H1295mm
車両重量:189kg
エンジン:248cc 水冷並列2筒気筒 SOHC
トランスミッション:6速MT
最高出力:24馬力/8000回転
最大トルク:2.2kgf-m/6500回転
価格:61万3800円

 
5. KTM「250/390 ADVENTURE」

オンロードでもオフロードでもレース志向の強い高性能モデルをリリースしているKTMが作ったアドベンチャーマシン。鋼管トレリスフレームに単気筒エンジンを搭載する構成は250、390共通で、倒立タイプのフォークやWP製のリアショックなどの装備も同様。違いは排気量のみとなっています。

ホイールはフロント19インチ、リア17インチのキャストホイールで、オフロード走行も視野に入れたタイヤを装備。元はオフロードのレースで名を馳せたKTMが手掛けるだけあり、オンでもオフでも高い走破性を実現しています。単気筒のエンジンはレスポンスも鋭く、ツーリングであっても熱い走りを味わいたい人向けのモデルです。

<SPECIFICATIONS>
ボディサイズ:-×-×-
車両重量:156/158kg(乾燥)
エンジン:248.8/373.2cc 水冷単筒気筒 DOHC
トランスミッション:6速MT
最高出力:30/44馬力/9000回転
最大トルク:-
価格:67万9000円/77万9000円

 
6. BMW「G 310 GS」

アドベンチャーバイクの代名詞的存在になっているBMWの「GS」にも普通自動二輪免許で乗れるモデルが存在します。それがこの「G 310 GS」。フロント19インチ、リア17インチのホイールに装備されるタイヤはオンロード志向のものですが、その気になれば未舗装路も入って行ける扱いやすさを持っています。

単気筒のエンジンは電子制御スロットルを備え、軽快なレスポンスを実現。排気音の歯切れも良く、冒険に旅立つ気分を高めてくれます。トレリス構造のフレームと倒立式フロントフォークを備え、ハンドリングも「GS」シリーズの名に恥じない落ち着きと軽快感を両立したもの。旅への欲求だけでなく、所有欲も満たしてくれるモデルです。

<SPECIFICATIONS>
ボディサイズ:L2190×W880×H1250mm
車両重量:175kg
エンジン:312cc 水冷単筒気筒 DOHC
トランスミッション:6速MT
最高出力:34馬力/9250回転
最大トルク:28Nm/7250回転
価格:70万9000円

 

<文/増谷茂樹>
増谷茂樹|編集プロダクションやモノ系雑誌の編集部などを経て、フリーランスのライターに。クルマ、バイク、自転車など、タイヤの付いている乗り物が好物。専門的な情報をできるだけ分かりやすく書くことを信条に、さまざまな雑誌やWebメディアに寄稿している。
 

 

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