初めてでも体験しやすい!適度な街歩きと自然を楽しめる街道トレッキング+キャンプのススメ

初めてでも体験しやすい!適度な街歩きと自然を楽しめる街道トレッキング+キャンプのススメ

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<不自由を自由にする野営スタイル>
「不自由は自由だ!」をモットーに、不便がいっぱいな自然の中でいかに快適に過ごせるかを考え、キャンプをしているRYUです。

皆さん、アウトドアを楽しんでますか? アウトドアというと、自然の中でアクティビティを行うことと思われがちですが、私の中では、家から一歩出たら、そこからアウトドアの始まりです! 街でもアウトドアだということを分かりやすく実感できるのが街道トレッキングです。

今回は、初めてでも体験しやすい街道トレッキングと、その先で楽しむキャンプについて紹介します。

登山やロングトレイルに興味はあるけど、いきなり山の中に入ってトレッキングして、1泊するのはハードルが高い。でもいつかは挑戦してみたい方、気軽にトレッキングをしたいけど体力に自信がない方、適度な自然と街歩きを楽しみたい方に、参考になればと思います。

■街道の選び方とルート設定について

日本には様々な街道がありますが、ここじゃなきゃダメというところはありません。ただ、街中だけでは普段の生活とあまり変わりませんし、逆に林道ばかり歩くのでは登山と変わらないのではタフ過ぎます。

街道トレッキングの場所選びで大事なことは3つ。いずれも初心者にオススメの理由にもかぶるので詳細は後述しますが、1つめは変化に富んで、飽きのこないルートであること。2つめは気軽に“脱落”できること。3つめは、そのエリアならではの季節や風景を感じられること。

その中で今回は、歴史と自然を感じられる中山道を選びました。江戸時代に、江戸から京都を結ぶ街道として、多くの人が歩いてきた道で、歴史の名残を感じられる宿場町を見たり、自然を感じたりしながら気分良く歩けます。

ここからは、中山道で歩いたルートや魅力、キャンプ地もご紹介。中山道では、町だけでなく、こんな自然も感じられます!

■今回のコースは、1泊2日32kmの行程

今回歩こうと思ったコースは、本来は、長野県塩尻市の奈良井宿から岐阜県中津市の馬籠宿(約66km)の区間で面白そうな区間をチョイス。1泊2日で30〜40kmくらいを歩き、その途中でキャンプ泊をしようと思ってました。

しかし、奈良井宿から薮原までの峠道が封鎖されていることが判明。急遽コース変更し、1日目は長野県の福島宿から須原宿(歩行距離20.5km、上り539m、下り751m、歩行タイム約5時間、休憩や撮影時間約1時間半)まで歩き、阿寺渓谷キャンプ場(長野県木曽郡大桑村野尻)に宿泊。

2日目は三留野宿から馬籠宿(歩行距離12.6km、上り740m、下り540m、歩行タイム約4時間、休憩や撮影時間約1時間)まで歩くことになったのです。

ざっとコース概要を説明しましたが、これから、私が歩いたコースの魅力や、説明、そして、中山道トレッキングが初心者でも気軽にできる理由を説明します。
■中山道が初心者にもオススメできる理由

まず中山道トレッキングがなぜ初心者の方でもおすすめかというと、最大の理由は「エスケープが簡単にできる」からです。

中山道は、国道19号やJRがすぐ近くに通っていますので、万が一、ケガをしたり、体力的に厳しくなってもすぐに離脱することが可能なのです。国道19号が中山道ルートの場合もありますし、線路沿いを歩くこともあります。

このように、国道や線路が通っているので、バスや電車などを利用することが可能です。なので今回の私もそうでしたが、歩きたい区間だけを歩き、それ以外を電車、バス、車などを利用して移動することが可能なのです。

今回、1日目は須原宿まで歩いたのですが、そこから、阿寺渓谷キャンプ場までは電車とタクシーでの移動でした。電車は1時間に数本しか走っていませんので、時間には注意してください。

次のおすすめポイントは「色んなバリエーションの道を選んで歩ける」ところですね。舗装した道路だけでなく、石畳、山道、川沿いなど、本当に飽きずに歩けます。

こんなきれいな川を見ながらのトレッキングは最高です!

旧街道らしい道も魅力です!

■中山道ならではの宿場や自然いっぱいのキャンプ場もあり!

中山道は、宿場町を歩いていくのですから、宿泊施設はたくさんあります。ですから風情のある、宿場町で宿泊するのも素敵だと思います。よりアウトドア感を味わいたい方は、中山道から少し外れますが、自然いっぱいのキャンプ場がたくさんあります。

写真は馬籠宿ですが、妻籠宿や奈良井宿も風情が漂い、そそられます。

今回選んだキャンプ場は阿寺渓谷キャンプ場。JR野尻駅から、車で25分くらい、徒歩だと約2時間かかります。最高にきれいな川沿いのキャンプ地なので、川音に癒されながら、キャンプすることが可能です。

今回は軽量化を考え、タープ泊でした。キャンプ場は区画がしっかり分かれていて、それなりにプライベート空間が味わえます。

阿寺渓谷キャンプ場以外にもたくさん、良さそうなキャンプ場がありましたので、好きなトレッキングコースと、好きなキャンプ場を組み合わせられるのも魅力です!
■中山道トレッキングの仕方

コース設定の仕方、私が使った地図、トレッキングに必要な最低限の装備を紹介します。

まず、コース設定ですが、本当に自由に設定することが可能なのですが、注意点もあります。

Google Mapでルートを調べると、国道19号を歩くコースで時間が表示されます。かなり実際のルートに近いところや、国道と中山道が合流している部分も多数あるのですが、あくまで国道を歩いた場合の時間であり、純粋に中山道を歩く距離や時間ではないことに注意してください。なのでWebで歩きたい宿場の名前を入れて検索し、実際に中山道を歩いた人のブログなどを参考にした方がいいでしょう。

そして自分が歩ける距離や時間を考え、コース設定してください。例えば、自分が普段最寄り駅までどのくらいの距離を何分で歩けるか? などを参考にしつつ、山道などがあるので、余裕を持って時間設定することが大切です。

地図ですが、今回私が使ったのは「Yamap」という、スマホに登山地図をダウンロードしてGPSで位置が把握できるアプリなのですが、他の方のコースタイムなども参考にできて便利でした。

GoogleMapでも行けないことはないとは感じましたが、登山地図の方が、地形がわかりますし、中山道がしっかりとマーキングされているのでわかりやすかったです。

ちなみに中山道は、国道や登山道と何度も交差したり、交わったりするので、分岐点で必ずルート確認をしましょう。ルート確認さえしていれば、迷うことはないと思います。万が一迷っても、すぐに国道に出られるので、安心です。

トレッキングに必要な最低限の装備ですが、今回私が歩いたコースですと、スニーカーでもいけないことはありませんが、途中に滑りやすいところがあるので、万全を期してトレッキングシューズ(ローカットでも可能)がおすすめです。

万が一の雨に備えて、雨具も必須です。傘ではなく、レインウェアがベスト。あとは水分補給と栄養補給ができるように、水と行動食。

中山道を外れれば水を補給できるところはいくらでもあるのですが、中山道沿いは、宿場町付近でしか補給ができないので、宿場町から宿場町までの間で飲む分の水を持ってください。真夏でなければ、500〜1000mlくらいあれば大丈夫だと思います。たくさん飲む方は、これ以上持っていってもいいのですが、その分重くなるので注意が必要です。

行動食はチョコレートやドライフルーツ、ナッツなど、すぐに栄養になるものがいいでしょう。お腹空いてなくても、休憩のたびにちょっとずつ補給するのがおすすめです。

いかがでしたでしょうか? トレッキングをこれから始めてみたい方、まずは街道歩きをしてみてはいかがでしょうか? そこで体作りをしてから、山に入ったら安心ですし、自分の体力や装備の見直しもできます!

次回はトレッキング&キャンプ装備についてです。お楽しみに!!

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(文・写真/RYU)

RYU/「不自由は自由だ!」をモットーに、不便さの中でいかに快適に過ごせるかを考え、キャンプをしております。 経験、スタイルを問わず、少しでも参考になる情報を発信して行きたいと思います。Instsgramアカウント:@ryu chikazawa、YouTubeアカウント:Ryu outdoor ch #不自由は自由だ #アウトドアをこじ開けよう「初代 @sotoshiru アンバサダー」「@tobuy_official インフルエンサー」

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