山派?海派?フィールド別に楽しむフィッシング入門【趣味な男の欲しいモノと秘密基地】

山派?海派?フィールド別に楽しむフィッシング入門【趣味な男の欲しいモノと秘密基地】

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【趣味な男の欲しいモノと秘密基地】
キャンプブームの流れから、同じく自然を満喫できる「釣り」への注目度が高まっている。そこで渓流釣りと海釣り、2つのフィールドで初心者にもおすすめのフィッシングを紹介。今春は釣りデビューを果たしたい!

釣り研究家 大川雅治さん
釣り歴50年のベテラン。釣り具メーカーのグローブライド・DAIWAを退職後、現在は釣りに関するイベントの企画運営や、テレビ番組を始めとするメディアなどの監修を手がける

 

 

【渓流釣り】
3月1日から続々と各地で渓流釣りが解禁される。そんな旬の渓流釣りの魅力について、釣り研究家の大川雅治さんに聞いた。

「一番の魅力は、自然に囲まれた抜群のロケーションですね。そして川魚がとても美しい。渓流ではヤマメ・イワナ・アマゴが釣れるのですが、どれもきれいな上、食べても美味しい!」

しかし渓流釣りは、魚の警戒心が強くなかなか釣れないという。その分、釣れたときの達成感は大きいと大川さん。中でもおすすめの釣り方が、毛針を用いる「テンカラ釣り」だとか。

「いわゆる西洋のフライフィッシングは、格好良いけど難しいんです。テンカラ釣りはリールを使わず、長い竿を投げるだけなので、初心者でも短時間でコツが掴めると思います。とはいえ一番良く釣れるのは餌釣りなので、テンカラ釣りはそのゲーム性を楽しんで欲しいですね」

禁漁あけの春は、渓流釣りに最適な季節。アウトドア好きは、ぜひテンカラ釣りデビューを!

 
▼テンカラ釣りとは?

餌ではなく毛針(フライ)を用いた、日本古来のシンプルな釣法。いわゆる「フライフィッシング」がリール付きの継ぎ竿を使うのに対し、「テンカラ釣り」はリールなしの細長い延べ竿を使うのが特徴。どちらも毛針を使用するが、リールがないテンカラ釣りのほうが短時間でコツを掴みやすい。

 
■テンカラ釣りの定番毛針
ヤマメ、イワナに良く効くキジの羽根を使用した日本の伝統の毛針です。季節を問わず使えるのでおすすめです(大川さん)
ダイワ
「テンカラ毛針セット スタンダードキジ」(実勢価格:1600円前後)

テンカラ定番のキジ毛針。ケン羽根風の尖った翼を採用しており、羽根が後方に傾斜しているため水切れがよく、水中で姿勢をしっかり維持。明暗の2色展開で、明色のクリームはカゲロウほか虫として幅広く使用できる。

 
■コストパフォーマンスに優れた本格“渓流竿”
これから渓流釣りを始める最初の一本におすすめ。また、渓流だけでなく、海の小物にも使える万能ロッドです(大川さん)
ダイワ
「渓流 清瀬」(実勢価格:1万2500円〜)

フィールドを問わず幅広く活躍する渓流竿。パワーと操作性、そして感度を実現した本格仕様の7:3調子。優れた強度を持つメガトップ穂先、2通りの使い分けができる50cm1節マルチを採用するなど使い勝手が非常に良い。

 
■動きやすくてタフなウェーダー
リップストップナイロン製なので少々のやぶでも安心。多くの渓流釣りファンに信頼されているウェーダーです(大川さん)
ダイワ
「パワーウェーダー 4206R」(実勢価格:1万7400円)

川に入ることも多い渓流釣りには、ウェーダーを用意しておきたいところ。本作は機動性の高い立体裁断、耐久性の高いリップストップナイロン採用により、フィット感に優れ動きやすい。屈曲性のある歩きやすいソールも◎。

 
■ライトスタイルに適したベスト
雨具の上からでも着られる便利なベスト。ポケットも大きく収納力があり、色々な使い方ができるベストです(大川さん)
ダイワ
「DV-3522(ライトフィッシングベスト)」(実勢価格:1万2400円)

マルチケースが入る大型設計の腰ポケットを始め、可動式間区切り付きフラップポケットやスマホ収納に最適なファスナーポケットなどを備えたフィッシングベスト。背面にもポケットがあり、ロッドホルダー機能も搭載。

 
■ベーシックで扱いやすいタモ網
フレームを保護するガード付きなので、川虫取りに使用してもフレームや網が破損しにくいタフな玉網です(大川さん)
ダイワ
「渓流ダモV」(実勢価格:6800円)

細糸に優しい、仕付け糸がないフラットフレーム構造の渓流ダモ。形崩れしにくいナイロンマルチフィラメント網、抜き差ししやすい天然木の先鋭グリップを採用している。保管に便利なケース付き。枠は直径30cm。

 
■使い勝手の良い軽量クリール
インナーを取り外して洗える衛生的なクリールです。2重断熱構造になっていて、保冷性能があるのも特徴です(大川さん)
ダイワ
「ウエストクリール(F)」(実勢価格:5600円〜)

渓流釣りでは、釣った魚を入れるクリールも必需品。このクリールは軽量で、取り外して丸洗い可能なハードインナーを搭載。投入口が大きく魚も入れやすい。ショルダーベルトのほか、ベルトループ付きで腰にも装着可能。

 

【海釣り】

■海釣りはサビキ釣り&チョイ投げ釣りがおすすめ!
大川さんは「海釣り公園なら、気軽に海釣りが楽しめます」と教えてくれた。海釣り公園は安全管理がしっかりしていて、釣り具のレンタルや初心者向けの釣り教室を開いている所もあるという。また、釣りをしてもいい防波堤も狙い目だとか。そんな海釣り公園&防波堤でのフィッシングは、サビキ仕掛けを使う「サビキ釣り」が特におすすめだと大川さんは話す。

「サビキ釣りは簡単なうえ、釣れやすいのでビギナーにも人気です。一度に多くの魚が釣れるので、見た目も派手だし、きっと楽しいと思います」

また、サビキ釣りで使う竿は、仕掛けを変えれば「チョイ投げ釣り」も楽しめる。チョイ投げ釣りは竿を振るため、釣り未経験者がイメージしている“釣りらしい釣り”を手軽に味わえるのが魅力だ。

「釣りは地域性が強いので、各地で海の状況も釣れる魚も異なります。関東圏でいえば、サビキ釣りはアジ・サバ・イワシ、チョイ投げ釣りではキスやハゼなどが釣れますよ」

しかし春は海水温が低いため、一年で最も魚が釣れにくいそう。よく釣れ始めるGW以降に向けて、今から道具を揃えて準備だけでもしておきたい。

 
▼サビキ釣りとは?

コマセ(まき餌・寄せ餌)をまいたり、コマセを入れたカゴを投入して魚をおびき寄せ、サビキ仕掛けを海に垂らして釣る方法。サビキ仕掛けは複数の釣り針が木の枝のように付いており、その針にコマセに使われるアミエビやオキアミを模したビニールなどを巻き付けてある。魚はこの針をコマセと間違えて食いつく。釣りのテクニックがほとんど必要なく、初心者でも簡単に楽しめることから人気が高い。

 
▼チョイ投げ釣りとは?
「投げ釣り」が100m以上遠くに飛ばすのに対し、10〜20mほど“チョイ投げ”して釣る方法。小さくて軽いオモリを仕掛けにつけ、海底を探りながら釣る。餌でもルアーでも可。海釣り公園や防波堤でも手軽に楽しめるため、初心者にもおすすめ。

 
■こだわりハンドメイドのサビキ仕掛け
カゴとサビキがセットされているので、釣り場ですぐに釣りができます。まき餌よりカゴを使うほうが経済的です(大川さん)
ダイワ
「快適職人サビキセット ソフトアミエビ 5本下カゴ式(ピンク)」(実勢価格:550円前後)

ハンドメイドで細部にまでこだわって作られたサビキ仕掛け。オールフロロカーボンのハリスは疑餌が踊るしなやかさ、糸ぐせがつきにくいコシを備える。餌を入れる下カゴ付き。針カラーはピンクとケイムラを展開。

 
■サビキにもチョイ投げにも対応する高性能オールインワンタックル
最初の釣り具購入にとてもおすすめ。投げ、ルアー、サビキなどに対応できる、ベテランも納得の品質と性能です(大川さん)
ダイワ
「DV1」(1万8000円)

ロッドにライン付きリールが装着されたオールインワンタックル。サビキ釣りやチョイ投げ釣りのほか、さまざまな場所で幅広いフィッシングに対応。専用タックルバッグも付属し、いつでもどこでも手軽に釣りを楽しめる。

 
■軽量で水に浮くフィッシュホルダー
とげや毒のある魚が釣れてしまったとき、これがあると安心です。しっかり掴めるので針外しが簡単にできます(大川さん)
ダイワ
「フィッシュホルダーライトゲーム」(実勢価格:1900円前後)

使い勝手の良いフローティングタイプのフィッシュホルダー。滑りやすい魚や危険な魚などをしっかりホールドできるギザ歯を採用。中小型サイズの魚の口にもフィットし、口を開かせやすい先端形状になっている点にも注目。

 
■動きやすくて洗える肩掛け救命胴衣
釣りの必携品のフローティングベスト。国土交通省認定品なので遊漁船でも使え、幅広いフィールドで活躍します(大川さん)
ダイワ
「DF-2021(ウォッシャブルライフジャケット(肩掛けタイプ自動・手動膨脹式))」(実勢価格:2万7500円)

海釣りではライフジャケットの着用がマスト。本作は瞬時に空気を入れられる自動膨脹式で、手動での膨張も可能。気室格納部を身体の中心に寄せたセンターバランス機構を採用しており、釣りの動きを妨げない設計が特徴。

 
■ミニサイズの便利なバッカン
丈夫なうえ、コンパクトにたためる水くみバッカンです。内側に目盛りが入っているので餌づくりにも便利です(大川さん)
ダイワ
「水くみバッカンS17(J)」(実勢価格:2100円)

EVA素材で作られた軽量&防水のボックス=バッカンは、水くみやまき餌入れなど幅広い用途に大活躍。本作は8mロープが付属する折りたたみ式。縁に「バランスオモリ」を内蔵し、水をすくいやすい設計となっている。

 
■持ち重りを軽減した使いやすい玉網
海釣りの必携品の一つ、長い柄の玉網です。海にモノを落としてしまったときなどもこれがあると何とかなります(大川さん)
ダイワ
「プログランド 磯 玉網」(実勢価格:1万3800円〜)

細身設計のベーシックな玉網。4つ折り式の枠は軽くて丈夫。足場が高い海釣り公園や防波堤では、大きな魚がかかった場合に備えてタモ網を用意しておきたい。長さ4.01〜5.96mの3種、枠径45/60cmの全6種を展開。

>> 【特集】趣味な男の欲しいモノと秘密基地
※2021年2月4日発売「GoodsPress」3月号58-61ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/津田昌宏>

 

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