部屋の広さから考える高音質テレビの選び方【趣味時間 最新モノ案内】

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【趣味時間 最新モノ案内】
ゴールデンウィークが終わり、6月が近づくといよいよ梅雨シーズン。長雨が続くなら、いっそ普段はなかなか観られない映画やドラマを動画配信サービスなどで一気に楽しんでしまうのもひとつの手だ。そして、存分に満喫するには “部屋の広さ” に適した映像&音響機器をそろえるのがベスト。そこで、部屋の広さに合わせて、画像がきれいなのはもちろん音響性能も優れたテレビを紹介していこう!

■内蔵スピーカーだけでも高音質の機種が多数出ている
4〜6月は各メーカーとも薄型テレビの新機種を投入してくる時期。家にいる時間が長くなるのであれば、ちょっといいテレビに買い替えて、ネット配信の映画やドラマを楽しむようにしてはどうだろうか。

「ネット配信の映画などは、画質はもちろんのこと、音響にこだわった作品もあります。そこで、テレビ単体でも音質の良いモデルを選んでみてはどうでしょうか」とAVライターの折原一也さん。

確かにテレビというと、どうしても注意が行くのが画質。しかしいくら高精細ディスプレイで名作を観たとしても、音質がよろしくなければ楽しさも半減してしまう。

「以前はテレビを高音質で観るというと、外部スピーカーを接続するのが一般的でしたが、近頃は内蔵スピーカーだけで臨場感のある音響を再現できる製品が出てきています。ネット配信で映画やドラマなどを視聴する需要が高まっているので、メーカー側もそれを意識し始めているんです」

そこでポイントとなってくるのが、部屋の広さとディスプレイのサイズ。メーカーは最適な視聴距離を取ってこそ、最適な音響環境で視聴ができるようにテレビを設計している。それを考えて機種選びをしよう。

 

AVライター折原一也さん
PC系出版社の編集者を経て独立。オーディオ・ビジュアル専門誌やモノ雑誌、Web媒体などで製品のレビューをはじめ、様々な記事を執筆。ハイスペック製品だけでなく、コスパの良い商品セレクションなどもカバー。 2009年からオーディオビジュアルアワード「VGP」の審査員も務める

 
■最適な視聴距離は “画面の高さの約3倍”

2Kテレビの視聴距離は、画面の高さのおよそ3倍が最適だとされている。4Kはもう少し近くても画面の粗さが目立つことはないが、この距離で視聴すると最も深い没入感が得られる。ゆえに、部屋の広さに合わせた画面サイズを求めることが肝要なのだ。
▼部屋の広さと画面サイズの目安
●6畳(8.67〜10平米以下):43〜46インチ
●8畳(11.56〜12.24平米以下):49〜55インチ
●10〜12畳以上(14.45〜18平米以下):55〜65インチ

 
■音響性能に優れた高音質テレビ6選
▼6畳向きサイズ(43〜46インチ)
1. 下向きスピーカーで高音質
LG Electronics
「43UM7500PJA」(実勢価格:6万3000円前後)
LGの薄型テレビの場合、画面サイズに関係なく、どのモデルにもドルビーアトモスが入っているんです。スピーカーは下向きなんですが、性能が良くて高音質。このサイズと価格でのテレビの中ではお得感があると思います(折原さん)

映画から音楽ライブまで、搭載されたAIが、視聴するコンテンツを認識して画質と音質に最適化。最高レベルの映像を提供してくれる。

 
2. 臨場感豊かで聞き取りやすい音!
SHARP
「AQUOS 4T-C45BN1」(実勢価格:12万円前後)
AQUOSは高画質ばかりが注目されますが、実は音質面でも優れているんです。最大出力35Wの “フロントオープンサウンドシステムプラス” という仕組みを搭載していて、低域から広域まで臨場感豊かな高音質を実現しています(折原さん)

「4K-Masterアップコンバート プロ」を搭載して、地デジやブルーレイも4K画像に変換して、高精細の画質を実現してくれる。

 
▼8畳向きサイズ(49〜55インチ)
3. 心を震わす重低音が響く
TOSHIBA
「REGZA 50Z740X」(実勢価格:20万円前後)
本体に “クワッドパッシブ重低音バズーカウーファー ”を搭載していて、音楽のベース音や映画の爆音をクリアに再生してくれます。ほかの音域も2ウェイスピーカーで豊かな音質を実現します(折原さん)

“クラウドAI高画質テクノロジー ”で、視聴ジャンルをクラウドから取得して、地デジ2K映像を4K解像度に変換して高精細で楽しめる(6月より)

 
4. 映像と音の一体感が最高!
SONY
「ブラビア KJ-55X9500H」(実勢価格:25万円前後)
ドルビーアトモスに加え、独自の“アコースティックマルチオーディオ” を採用。本体上部にも2カ所スピーカーが付いていて、画面からも音が聞こえるんです(折原さん)

直下型LED部分駆動搭載で、斜めからでも高画質で、映像と音の迫真の一体感がを感じながら視聴できる。

 
▼10~12畳向きサイズ(55〜65インチ)
5. 8Kの高精細画面と高音質の組み合わせ!
SHARP
「AQUOS 8T-C60CX1」(実勢価格:45万円前後)
8K放送は22.2chで音響を作り込んでいます。その対応で “ワイドエリアサウンドシステム” というスピーカーを斜めや横に配置して、音に包み込まれるような臨場感が得られます(折原さん)

新開発の “8K Pure Colorパネル” 搭載で、光の3原色の純度が高まり、より色鮮やかで明るい色合いの映像を再現する、AQUOSのフラッグシップモデル。

 
6. 立体音響が秀逸
Panasonic
「VIERA 55GZ1800」(実勢価格:25万円前後)
3ウェイ2.2chで、ダブルウーハーを含めた合計最大出力80Wのサウンドバー型のスピーカーが付いています。ドルビーアトモスにも対応していて、立体感のある音質で視聴できます(折原さん)

明るさと色情報を個別に制御することで、明部の忠実なコントラストと色再現を実現。加えて、画面の明るさに合わせて豊かな階調を描き出すことで、美しい画像を楽しめる。

 

>> 【特集】趣味時間 最新モノ案内
※2020年5月6日発売「GoodsPress」6.7月合併号掲載記事をもとに構成しています 

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取材・文/松尾直俊

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