今こそ初挑戦「アクアリウム」の世界【趣味時間 最新モノ案内】

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【特集】趣味時間 最新モノ案内
アクアリウムとは、熱帯魚を始めとする水生生物や水草などを、観賞用に飼育・栽培すること。このアクアリウムは観ているだけでも癒やされる。そこで、アクアリウムの楽しみ方やトレンド、おすすめの魚や必要な道具を紹介する。
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■熱帯魚を飼うのは金魚と同じくらい簡単!

熱帯魚と聞くと、「飼育が難しい」「お金がかかる」といったイメージがあり、敷居が高いと感じる人も多いだろう。しかし実は、そんなにハードルは高くないと、アクアショップ「トロピランド 荒川店」の石井利昭さんは話す。

「正直なところ、金魚と熱帯魚の違いはほとんどありません。水槽にヒーターを入れるかどうかの違いくらいしか、体感としてはないんです」

熱帯魚を飼う場合、水温を25℃前後に保つ必要があるためヒーターはマスト。金魚は冷たい水が好きなわけではないが、水温は1℃から32℃くらいまで対応できるそう。

「熱帯魚は飼育幅が狭いので、難しいイメージがあるのかもしれませんね。でも実際に飼ってみると、魚種にもよりますが、金魚より簡単だったりするんですよ」

また、熱帯魚は種類が多いため、非常に飼いやすいものから飼育が難しいものまで幅広い。大きく育つ魚もいれば、小さいままの魚もいて、コンパクトに飼える。一方で、金魚は大きくなっていく生き物なので、それに合わせて水槽も買い替えが必要。マンション住まいなど現代のライフスタイルでは、むしろ熱帯魚は飼いやすいものになっているという。

そんなアクアリウムは、レイアウトの自由度の高さも魅力。そこに欠かせないのが水草だ。

「植物なので本来枯らさず育てるのは難しいのですが、実は植物の育成は器具に依存している部分が大きいんです。今は器具の性能が高いので、初めての人でもそれらを揃えればキレイな水草を育てられますよ」

好きな大きさ・形の水槽で、好きな水草を入れて、好きな魚を飼う。この箱庭的な面白さが、アクアリウムの一番の魅力だと、石井さんは話す。

「十人いれば十通りのアクアリウムがあります。珍しい魚種だけを集めている人、魚の繁殖に力を入れている人、水草だけを育てている人たちがいて、思い思いに楽しんでいます。魚もいろいろな種類がいるので、一度アクアショップに足を運んでもらえれば、好きな魚がきっと見つかるはずですよ」

 

トロピランド 荒川店
●住所:東京都荒川区町屋3-22-11
●電話番号:03-3892-9438

■難しく考えないで好きな魚を飼えばいい
アクアリウムを始めるうえで、まず決めるのが飼う魚。やはり水槽の主役は熱帯魚だ。そこで、どんな種類がおすすめなのか石井さんに伺うと、「最初は飼いやすい魚がいいと思いますが、気に入ったものでOKです」と、気持ちのよい回答が。飼育方法や適した器具、一緒に飼っていい種類などはショップスタッフさんが教えてくれるので、好きな魚を選べばいいのだ。まずはお店へ!
▼大人気&初心者に最適!
「カージナルテトラ」

「アフリカン ランプアイ」

「ラミーノーズ」

 
▼熱帯魚といえば!
「グッピー(国産/外国産)」

「ディスカス」

「アロワナ」

 
▼金魚もおすすめ!
「ランチュウ」

「ピンポンパール」

 
▼エビにも注目!
「スーパーレッドビーシュリンプ」

 
■飼いやすさNo.1 「メダカ」がいま大人気
ここ最近、トレンドとなっているのがメダカだ。「日本の黒メダカ(日本メダカ)から改良されたメダカが200種くらいいて、この改良メダカがブームです」(石井さん)。メダカは手軽に飼えることが人気の理由。熱帯魚のようにヒーターが要らず、水を浄化するろ過装置がなくても飼える。寒さにも強く、日本で飼うのには最適なのだ。

「白メダカ」

「スーパーミユキ」

「楊貴妃」

「ラメめだか」

 

■これさえあれば始められる!アクアリウムの必須8アイテム
アクアリウムを始めるにあたり、必要なアイテムを石井さんに教えてもらった。ここで紹介する8アイテムを揃えれば、今すぐアクアリウムの世界へと足を踏み入れられる!
1. 水槽

水槽のサイズは設置可能な範囲で、できるだけ大きいものが望ましい。さまざまな形状の水槽があるが、まずは適合する器具の多い規格サイズを選んでおくと、今後何かと都合がいい。
2. フィルター

水を浄化するためのフィルター(ろ過装置)。水質を安定させるとともに、熱帯魚に必要な酸素を水槽内に送り込む役割も果たす。最初は扱いやすい上部フィルターがおすすめ。
3. ヒーター

熱帯魚を飼う場合、水温を25℃前後にキープしなくてはならないため、ヒーターは必須となる。ヒーターは水槽に入れ、サーモスタットで温度調整できるものが便利。
4. ライト

ライトは魚や水槽内のレイアウトを美しく見せると同時に、水草のためにも必要。植物育成に適した波長の光を放つライトを選びたい。
5. 中和剤

いわゆる「カルキ抜き」。水道水に含まれる雑菌を分解する中和剤は、魚を飼うために欠かせないアイテム。水の中に入れてかき混ぜればOK。液体と固形タイプがある。
6. 底砂

水槽の底に入れる床材。バクテリアや水草を育てるためには必須で、砂利と成型された土(ソイル)がある。ソイルのほうが水草はよく育つが、水が濁りやすいなど一長一短。
7. バクテリア剤

バクテリアは魚のフンや餌の食べ残しによる水の汚れを分解し、水をキレイに保ってくれる大事な存在。バクテリアが豊富であれば、不快なニオイも発生しにくく、何より魚が元気。初心者はマスト!
8. 水草

水槽を美しく見せるためにも、魚の隠れ家としても水草は重要アイテム。そして自分好みのレイアウトを楽しむアクアリウムの醍醐味でもある。ただし立派に育てるには、土に1本1本植えて、二酸化炭素を発生させる装置などが必要。

 
▼初心者はスターターセットがおすすめ!

上記の1〜5までのアイテムに加え、ろ過材や水温計などがセットに。ほぼ一式揃っているので、初めてアクアリウムに挑戦する人に最適。水槽は60cmサイズで、曲面ガラスを採用しているため視認性が高く、レイアウトも映える!

 

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※2020年5月6日発売「GoodsPress」6.7月合併号掲載記事をもとに構成しています?

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取材・文/津田昌宏 写真/宮前一喜

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