ソニーの防水完全ワイヤレスは想像の上をいくランニングイヤホンでした

ソニーの防水完全ワイヤレスは想像の上をいくランニングイヤホンでした

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2019年で初マラソンで完走してハマってしまい、以来日々トレーニングしています。そんなトレーニングに欠かせないのがイヤホンです。

といっても「ランニング時の音楽は音さえ聞ければいい」というスタンスだったので、基本的には音質にこだわらない安物を使っていました。しかも「完全ワイヤレスタイプはすぐに落としそう」というネガティブなイメージがあり、ずっとネックバンドタイプ。

そのイヤホンが先日壊れてしまいまして…。編集部に何がいいか相談したところ、オススメされたのがソニーの完全ワイヤレスイヤホン「WF-SP900」(実勢価格:2万3000円前後)でした。

正直、使う前は

・落としそう
・駆動時間短そう
・音質って重要?
・防水性は?

と半信半疑でしたが、これがまぁ想像の上をいく使い心地の良さで、今までは実はいろいろストレスを感じてたんだな、と気づかされました。

食わず嫌いは良くないぞ、と教えてくれた「WF-SP900」のどこが良いのか、そしてイマイチと感じた部分も含めてレポートします。

■ネックバンド型よりも外れない安定感
最も感動したポイントは、ズレ知らずの装着感。使う前は落としてしまうイメージがあった完全ワイヤレスイヤホンですが、アークサポーターもあって走行中に落とすどころかズレることすらないのには驚きでした。

密閉性は外部の雑音が入ってこないくらい高いのですが、ランニング時には周囲の音が遮断されすぎてしまうのはちょっと危険。そんな時には、外音を取り込めるアンビエントサウンドモードに。これがあることで安心して走行できました。もちろん音量には注意が必要ですが。

また、特筆すべきは音切れのなさ。完全ワイヤレスは音切れするというイメージだったのですが、走っている最中は全く音切れなし。ちなみにこの感動ポイント、使い始めたら当たり前になってしまって、気づくのに時間がかかりました(笑)。

 
■トレーニングには十分なスタミナ
ちなみにこの「WF-SP900」、音楽をイヤホン本体に入れられるようになっています。そうしておけば、スマホなしでも音楽を楽しめます。そこで問題となるのが再生時間。

Bluetoothをオンにしてスマホと接続した“ヘッドホンモード”の時には約3時間。Bluetoothオフのイヤホンだけで聴く“プレイヤーモード”時で約6時間。

正直、フルマラソンの大会ではもう少し持続してもらわないと、初心者ランナーには厳しいところなんですが、普段のトレーニングなら十分なスタミナです。サブスクで音楽を聴くだけじゃなく、ラジオを聞きながら走りたい身としては“ヘッドホンモード”でこのぐらい聞ければ十分でした。

 
■操作性の重要さに気づかされた

右をタッチすれば音量UP、左をタッチすれば音量DOWNと、ランニング中でもストレスなく操作できます。ちょっとセンサーが反応しづらいときもありますがそんなに気にならないレベル。

ずっと格安のネックバンドタイプを使っていたので、これまで音量の上げ下げが結構ストレスになっていたことに気づかされました。ボタンを探したり、ブラインドタッチで音量ボタンを押しても上げてるつもりが下がってしまったりしていたので…。これならスムーズに音量調整ができるので快適です。

左イヤホンのボタンは外音取り込みモードや事前にスマホで調整しておいたクイックサウンド設定、Bluetoothのオン/オフが可能。右イヤホンのボタンは音楽の再生/一時停止、通話のオン/オフ、曲送りや戻しができる。走行中にいちいちスマホを見ることなく、耳まわりだけでほとんどを操作できるのはありがたい。

 
■イヤホンだけで走りに行ける
先に少し書きましたが、4GBのメモリーがイヤホン本体に搭載されているため、約920曲の楽曲をストック可能です。

Windows 10を使っている人なら、専用アプリ「Music Center」をスマホに落とせばイヤホンに音楽を移すことも簡単。本体に音楽をストックしておけばイヤホンと体ひとつで、スマホから解放されて走り出せます。もちろんサブスクは無理だから、購入した音楽しか取り込めませんが、CD世代にはそこまで大した問題じゃなく、逆に自分のオリジナルテープを作るあのワクワク感を改めて思い出すのもオツです。

またアプリと連動させれば、イヤホンをアプリ上で操作できます。外音コントロールだけなく、イコライザー機能があるため自分の好きな音質に調整可能。ランニング中もただ音を流すのではなく音楽を楽しむという環境になるため、自然と走ることも楽しくなり、ノルマを達した後でも「もうちょっと走ろうかな」という気持ちなるから不思議です。

 
■防塵性だけじゃなく防水性もバツグン!

そして、夏になるとTシャツの着替えを2枚くらい常備しているほど滝のように汗をかく身としては、最重要項目である防水性。ただ今回の期間では、そこまでの汗をかくトレーニングもできず、実感としては薄いのですが、このイヤホンは水泳での使用も可能なほどの防水性と、何よりも高度な防塵性も兼ね備えているとのこと。汗だけではなく突然の雨も増えてくるこれからの時期に、これらのスペックを保証されているのはとても安心です。

またエコーキャンセレーションとノイズサプレッションが用いられているため、高音質での通話が可能。ステレオで両耳に声が聞こえてくるため、より鮮明に相手の声を認識できます。右のボタンで通話のオン/オフもできるためランニング中に電話がかかってきても慌てふためくことなく対応できます。
*  *  *
欲を言えば、もうちょっと再生時間が長かったら大会でも使いたいなというのが本音です。

ただ、半信半疑で使い始めた完全ワイヤレスイヤホンですが、正直なところ、ここまで使いやすいとは思っていませんでした。たしかにネックバンドタイプはなくなることはないけれど、走行中に耳から外れたり、走り疲れてくるとネックバンドの重みが気になったりとストレスを感じてたんだな、と気づかされる程に快適でした。

 

>> ソニー「WF-SP900」

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取材・文/宇田川雄一

宇田川雄一|スタイリスト。大学卒業後、2008年アシスタントを経てフリーになる。モノ誌やWEB媒体を中心に広告、PVなど幅広く活動。メンズのビジネススタイルが得意で、雑貨、インテリアなどライフスタイル全般にわたってスタイリングをしてきた経験を生かした執筆も行う。

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