ぬくぬくで広々!モンベルのダウンシュラフで冬キャンプの睡眠が快眠に変わりました

ぬくぬくで広々!モンベルのダウンシュラフで冬キャンプの睡眠が快眠に変わりました

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【&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!】
アウトドアギアの中で、あった方が絶対快適になる! ってわかっていても、購入するのにテンションが上がらないものってありませんか? 例えば、アンダーウエアとか、テントのグランドシートとか、スリーピングマットとか、高機能ソックスとか…。個人的にはシュラフ(寝袋)もそのひとつ。

シュラフは、アウトドアギアの中でもベスト3には入る超重要アイテムなのに、新しいものを購入するのは、どうもためらっちゃうんですよね。すでに持っているし、形は昔から変わらないし、しかもそう簡単に決断できない値段の壁があるから。

ところが最近、寒い時期にキャンプに行くことが多くなったので、安眠を確保するため、以前から気になっていたモンベルの「ダウンハガー800 #0」(5万9400円)を購入したのです。値段が値段だけに何度も逡巡し、ついに清水の舞台から飛び降りました!

11月に購入してまだ3回しか使っていませんが、寒くて起きてしまう、窮屈で不快というストレスから解放されて、もう手放せません。手持ちのシュラフとは快適指数が全然違う、新調したダウンシュラフのお気に入りのポイントを紹介します。

■「ダウンハガー800 #0」は個人的“上がり”のシュラフ

数多くのブランドから出ているシュラフ。国内外問わず、同等のスペックのモデルが出ているので、どれを買おうか迷います。使う目的に応じて対応温度やサイズ感も違いますし、ブランドは好み。

あとは機能と価格となるわけですが、国内でシュラフを手がける「NANGA(ナンガ)」「ISUKA(イスカ)」「mont-bell(モンベル)」の3大ブランドであれば、機能と価格とのバランスが取れていて間違いないところ。

ではその中で、なぜモンベルを選んだか? それは単に、ずっとモンベルのシュラフを使ってきて、どれだけ進化したか知りたかったから。

最初にシュラフを買ったのは学生の頃だからかれこれウン十年前。バイクで日本一周をするときに買ったモンベルの「スーパータフバッグ #7」が初シュラフ。夏休みだけの予定だったから薄手で、次に買ったのが「バロウバッグ #5」。社会人になってフェスのキャンプ泊に新調したのが十数年前。スーパータフバッグほどペラペラじゃないけど、秋キャンプまでしか使えない厚さ。

そんな老齢シュラフたちを組み合わせてこれまでキャンプに行っていたのですが、今年の3月に氷点下キャンプを実行。シュラフを2枚重ねにして寝たのですが、寒くて縮こまった上に窮屈で、これらを冬キャンプで使うのに限界を感じたのです。

■「アルパインダウンハガー800 #0」とは何が違う?

購入したのは「ダウンハガー800 #0」。コンフォート温度-7℃/リミット温度-14℃で、国内の3000m級の冬山で使用できるモデルです。

冬山に登らない私にはオーバースペックかもしれません。でも寒くて眠れない夜は、肉体的にも精神的にも疲弊します。楽しいキャンプだからこそ、快適な睡眠を取りたいのです!

選ぶ際、「ダウンハガー800 EXP.」(7万2600円)と、新しく出たばかりの「シームレスダウンハガー900 #1」(7万1500円)も候補に挙がりましたが、「7万円は出せない」ので一瞬で落選。

最後まで迷ったのが「アルパインダウンハガー800 #0」(5万7200円)です。モンベルの店員さんに聞くと「重さが違う」と言われ、スペックを確認すると確かに30g、「アルパインダウンハガー800 #0」の方が軽量(その分、コンフォート温度が-6℃、リミット温度が-13℃と、1℃違う)。

ただ、ほぼクルマでキャンプに行くので、30g重くてもコンフォート温度が低い方が安心、ということで「ダウンハガー800 #0」に決定したのです!

クルマを使うから重くていいというのなら、同じ対応温度域の「バロウバッグ #0」(2万2550円)がリーズナブルでいいのでは? という声もあると思いますが、ダウンハガーは自分にとっての“上がり”のシュラフ。昔は欲しくても買えなかったダウンシュラフだから、今回は背伸びしました。
■使って実感した3つの“ゾッコン”ポイント

シュラフを新調するのは十数年ぶり。昔のものとそう変わらないと思っていましたが、手持ちのものとは全然違う暖かさと寝心地の良さ。テクノロジーの進化を実感しました。特に手持ちの老齢シュラフとは大きく違う“ゾッコン”ポイントが3点あります。

1つめは、やはり軽さと暖かさ。800FP(フィルパワー)の「EXダウン」がふかふかで、保温力が高く、ダウンシュラフの威力を知りました。

コンフォート温度は-7℃、リミット温度は-14℃で、重量は1060g。ちなみに、同じ対応温度域の「バロウバッグ #0」の重量が2040gなので、いかに800FPのEXダウンが空気を含んで保温性が高いかわかります。

ちなみに、まだ氷点下で体験していないので本来の機能を実感できていませんが、テント内が5℃の時は、上が機能性アンダーウエア、下が普通のパンツだけで熟睡。履いていた機能性タイツを中で脱いだほどなので、これだけでも満足です!

2つめは、寒気の入り込みの少なさ。国内の3000m級の冬山でも使えるよう、トンネルフードやネックバッフル、ドラフトチューブなど、寒気を遮断するためのさまざまな工夫が施されています。

ダウンによる暖かさもさることながら、これらの構造により包まれてぬくぬく寝られます。ネックバッフルをドローコードで絞れば、肩から下には寒気が行かないので、寒さを感じるのは顔だけ。といってもトンネルフードで顔がほぼ隠れてしまうので、そんなに寒さを感じません。「まさに、寝袋だ!」と実感できました。

そして最後が、スーパースパイラルストレッチシステムによる抜群の伸縮性。マミー型は基本窮屈というイメージがありましたが、これは寝ているときに体が動いてもストレスがかからないので快適です。しかも圧迫感がなく広さを感じます。実際、腕を広げられる範囲はかなりのもの。

寝返りも打てるし、インナータイツをなんなく脱ぎ履きできるし、身長が低いせいもありますが、上半身を起こした時にあぐらをかいて座ることも可能。余談ですが、適応身長が183cmまでなので、足の先が約20cm空きます。なので脱いだタイツやソックスをそのまま、足の先に追いやっても邪魔になりません。個人的には、これが意外と快適ポイント。

手持ちのシュラフは伸縮性がなく、特に脚が窮屈で寝ている時にストレスを感じることが多々あったので、ほんと雲泥の差です!

■運ぶ時と保管は別の袋に収納する

化繊のシュラフとダウンのシュラフとの大きな違いが収納方法。化繊の場合、しっかりと畳んでスタッフバッグに入れていきますが、ダウンの場合は畳まずにグイグイと無造作に突っ込んでいけばいいので楽です。

シュラフのたたみ方が甘くてスタッフバッグに入らない! なんてこともありません。

保管する場合は、ダウンのロフト(かさ高)の低下を避けるためスタッフバッグから取り出し、付属のストリージバッグに収納。高さは約80cmにもなるので、収納スペースの確保が問題です!

■結露から守るシュラフカバー

想定外だったのが結露。デビュー戦となったキャンプでシュラフがかなり濡れてしまいました。確かに冬のキャンプでは当たり前なのですが、化繊のシュラフではそこまで対策を考えていなかったので抜けてたのです。ダウンの場合は、濡れると保温力が低下するので、長く使うために「ブリーズ ドライテック スリーピングバッグカバー ワイド」(1万2600円)を追加。

予想外の出費でしたが、防水透湿性素材を使用したタイプで、実際に使ってみるとシュラフが濡れることなく、買ってよかったのはいうまでもありません。

※  ※  ※
テンション上がらないけど快適度を高めるキャンプグッズは、使うと本当にそのありがたみを感じ、手放せなくなります。今回も、またもや実感!

5万9400円という価格だけを切り取ると高いけど、よくよく考えれば上半身だけなのにこれ以上の値段のダウンジャケットはザラにあるし、羽毛布団だって普通に高価。足元までダウンで覆われてると考えると、実は安いのかもと思えるコスパの高さ!

なんにしても、冬キャンプでヌクヌクできるって幸せ! もっと寒い日に寝てみたい願望が高まっている今日この頃です。

>>モンベル「ダウンハガー800」

<文・写真/澤村尚徳(&GP)>

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