1つあると大活躍!チタン製キャンティーンセットのススメ

1つあると大活躍!チタン製キャンティーンセットのススメ

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<不自由を自由にする野営スタイル>
「不自由は自由だ!」をモットーに、不便がいっぱいな自然の中でいかに快適に過ごせるかを考え、キャンプをしているRYUです。

皆さん、数あるアウトドアクッカーの中で、何を買ったらいいか悩みませんか? 私は基本的にバックパック1つに収まるギアしか持っていかないようにしているので、より厳選する必要があります。特に調理関係の道具はキャンプグッズの中でもかさ張りますし、重いので1台で何役もこなせるものを必然的に選びます。

そんなわけでチタン製の「キャンティーンセット」愛用しているのですが、今回はキャンティーンセットをどのように使っているのか、チタン製のおすすめポイントはどこなのかについてご紹介します。

■なぜチタン製キャンティーンセットを選ぶのか?
メインに使っているクッカーは、以前も紹介したのですが「飯ごう」です。理由については、以前書いた「アウトドアで最強のクッカーは飯ごう!のなぜ?」という記事をご参照ください。

飯ごうは万能な上に、軽くて容量の割にはかさ張らないので私の1軍ギア。なのですがこれだけではちょっと足りないことがあります。そんな時に、調理器具として、お皿としてちょうどいいのが、ボトルとカップが一緒になったキャンティーンセットなのです。

キャンティーンボトルには、水を入れられ、密閉できます。要するに水筒です。素材はアルミ、ステンレス、プラスチックなどさまざまありますが、そのまま火にかけてお湯を沸かせる素材の方が便利です。

飯ごうでもお湯を沸かせるのですが、お湯は調理に使うことも多いので、飯ごうと同時にお湯を沸かしたい時などに非常に重宝します。

私のキャンティーンボトルは、フタが少し開いた状態でロックができ、蒸気が逃げるようになっているため、そのまま火にかけてお湯を沸かせます。

フタの形状によっては、完全に密閉すると危険なのでフタはしないで湯を沸かしてください。

キャンティーンボトルにスタッキング可能なキャンティーンカップは、コップやお皿として使えます。もちろんクッカーとしても使えるため、湯を沸かしたり、米を炊いたり、麺を茹でたり、煮込み料理を作ったりすることができます。キャンティーンカップも、飯ごうで調理しているときに併用することが多いです。

そんなキャンティーンセットですが、素材はアルミや、ステンレスが王道。ではなぜ、私がチタン素材を選ぶのか?

その理由は簡単。軽くて丈夫なこと。この2点に尽きます。

チタンは、鉄、ステンレス、アルミ素材の中で最も強い素材なので、薄く作ることが可能です。それゆえ製品が軽くなり、それでいて丈夫なのです。ちなみに、チタンの強度はアルミの3倍、鉄の2倍、ステンレスの1.7倍といわれています。

ただし、チタンには熱伝導がほかの3つの素材と比較すると悪いという欠点があり、フライパン的に焼くという使い方だけは向いてません。

湯を沸かす、茹でる、煮込むことは普通にできるので、“焼き”に使わない限りはチタンのクッカーは最強だと思います。ただし、炊飯には技術が必要です。炊飯についてはまた後ほど説明します!

■キャンティーンセット5つの活用術

キャンティーンセットを選んでいる理由はご理解いただけたと思いますので、ここからは、実際にどのように使っているのか紹介したいと思います。

1.湯を沸かす鍋として使用

先ほど紹介した通り、湯は、ボトルでも、カップでも沸かせます。

カップにフタをつけられるタイプの方が早く湯が沸きますし、焚き火の灰の侵入を防げるのでおすすめ。ちなみに冬のキャンプでは、ボトルで湯を沸かして少し冷ましてから何かで包んで、湯たんぽとして寝袋の中に入れることも可能です。

ほとんどのキャンティーンカップの容量は800mlで、キャンティーンボトルの容量は1L。

2.取り皿やコップとして使用

キャンティーンカップは、取り皿やコップとしても使います。ラーメンを茹でてそのまま食べたり、ご飯とおかずを入れてどんぶりにしたりするのにちょうどいいサイズです。

3.袋のラーメン作り

キャンティーンカップは、1人前のラーメン(インスタント1袋分)を茹でて食べるのにぴったり。兵式飯ごうだと、ちょっと大きすぎるんで重宝します!

ラーメン好きには最高のギアです!

4.スープや煮込み料理をする

1人分のスープや煮込み料理にも、ちょうどいいサイズ。チタンのキャンティーンカップで煮込み料理をする場合は頻繁に掻き回すことや、カップ自体を回したり、焚き火で火が当たる位置を調整することで、熱伝導の悪さを補いましょう。

5.ちゃんと炊飯もできます

チタン製のキャンティーンカップで、ちょっと難しいのが炊飯。チタンは熱伝導が悪いので、放っておくと焦げるか、芯が残った状態になってしまいます。上手に炊くコツは以下になります。

まず、炊飯でよくいわれる「赤子泣いてもフタ取るな」。これは無視してください。大体10分くらい火にかけたらフタを開けて、中の様子を見てください。水分が少し残っているくらいの段階でかき混ぜると、全体に熱が回ります。ムラができなくなるように、カップごと回すのもOKです。

それから3〜5分、火にかけている時もクッカーごと回してください。そうすることで熱が当たっているところを均等にできます。もしも水分が少なくてお米の芯が残りそうであれば、水を足すのも良いでしょう。

こんな感じでちょっと手間がかかりますが、面倒を見てあげれば、美味しく炊けますよ!

さて、いかがだったでしょうか?

キャンティーンの利便性や汎用性、そしてチタンの特性はお分かりいただけましたか? クッカーとしてちょっとした調理や湯沸し、そして食器にピッタリなキャンティーンセット。1つあると、めちゃくちゃ便利です。

メインとしては心許ないところがありますが、サブとしては本当に活躍してくれます。キャンプですごくよく行う湯沸しのためだけに、ケトル(やかん)を持っていくのはかさ張るのでこのキャンティーンセットを活用してみてはいかがでしょうか?

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(文・写真/RYU)

RYU/「不自由は自由だ!」をモットーに、不便さの中でいかに快適に過ごせるかを考え、キャンプをしております。 経験、スタイルを問わず、少しでも参考になる情報を発信して行きたいと思います。Instsgramアカウント:@ryu chikazawa、YouTubeアカウント:Ryu outdoor ch #不自由は自由だ #アウトドアをこじ開けよう「初代 @sotoshiru アンバサダー」「@tobuy_official インフルエンサー」

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